こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。桜が咲いて、テニスするには良い季節になってきましたね。皆さんは試合前の練習どうしていますか?
明日から九州毎日ベテランです。この2週間ほど怪我が多くようやく全開になりかけています。怪我に注意し試合と同じ気持ちで練習に向かいました。
本日の4ゲーム先取練習会は3面8人エントリーです。30代が中心で私が最年長。強い球を持っている人が多いので、その対処とスライス、ボレー、ドロップなどを多用し、コートを広く使うシングルス戦術で向かいます。
シングルスの上達をしたい人には参考になると思いますので是非ご覧ください。
4ゲーム先取シングルス練習会
- 4ゲーム先取(タイブレークなし)・・・ベテランE、Fはショートセットが多く実践的
- 試合前の練習は第一試合のみ5分ほど練習、それ以降は練習なし
- 多くの人と対戦できる。・・・だいたい2時間の場合4~5試合
- 30代の強者が多く、威力ある球の対処練習になる
- 主催者が市営コートをまとめて予約管理いただき、1000円ちょっとのお安く参加できる
- 土日の朝の密な練習会なので体に良く、効率的
特に50代はナイター練習となると、睡眠の質が下がったり、翌日の練習までに回復せず怪我をしやすくなります。土日の朝なので生活のリズムも良く、リカバリーにも助かります。
過去のシングルス練習会の記事(大阪で4ゲーム先取の練習会0310、4ゲーム先取シングル練習会250321、シングルス練習会250330)も参考にしてください。

30代久しぶり参加のプレイヤーとの対戦
たしか過去一度対戦していると思いますが、ずいぶん前なので覚えていません。明日の九州毎日ベテランはおそらく初対戦の相手です。それをシュミレーションし練習試合に臨みました。
まず初戦のみ練習があります。フォアハンドとバックハンドの球の質を確認します。そしてセンター気味の球を回り込むかも確認。フォアバックともややスピンのかかったショットでフォアに自信があるように感じました。
初対戦の相手にはフォアスライスを左右に振り、返球を見ます。やはりバックハンドは詰まった感じで打っていたので、ここを一つの起点としました。チャンスがあればスライスでバックを攻めて前に出ます。相手はより無理をしなければいけないのでボレーで決める以外にも相手のパッシングミスもあります。
途中早めに相手がネットに詰めてくることがありました。これはよく経験しており、私が先に前に取ると、それより先に前を取ろうとする人が多いです。焦らず、いったんボレーで突かせるぐらいが展開が良いことが多いです。
明日も初対戦相手なので良いシュミレーションができました。

30代超粘り強いバックハンドスペシャリストとの対戦
1試合目も少し横で見ていましたが良いテニスをされており、調子が良さそうです。バックハンドは私と同じライジングバックハンドのためカウンターが得意。ダウンザラインも上手でラリー戦の場合は無理せずミスがほどんどないです。
バックに比べるとフォアハンドの威力は劣りますが、丁寧なつなぎ返球ができるのでこちらもミスがありません。
攻撃の仕掛け起点はあるのですが、しっかりフィニッシュまでもっていかないとポイントにならないのでややリスクを取る必要があります。
フォアへのアプローチでボレー勝負が常道ですが、フォアのしのぎが良く、ボレーミスもさせられます。バックハンドは少し走りながらでもストレートパスが打てるので甘く返球できません。
本日は攻めの起点からのアプローチを狙いすぎのミス、フォアアプローチからの1球目対処、それほど甘くないバックアプローチのパッシング局面において相手が上でした。
しかも2-1アップの15-40の有利なカウントも逆転され流れが変わりました。
ベテランの試合では紙一重の局面が多く、少しの勝負強さが勝敗に影響します。こういう練習での局面でも勝負強くなりたいです。

30代ナンバーワンフォアストローカーとの対戦
あまり参加はされませんが、練習会の中でNo.1に近いフォアハンドの持ち主です。また、フォームが非常に綺麗で私とは正反対。
これまで1勝1敗で互角です。ハックハンドはかつてダブルハンドだったようですが、左手のしびれでシングルハンドに変えているようです。ですのでフォアとバックの差は大きい。
フォアハンドが非常に鋭く、比較的直線的に深く入ってきます。ですが、少しポイントがずれれば、サイドやバックアウトもあるので、甘い球にならないよう配球します。
フォアスライスは深く、跳ねないので打ち込まれることは少ないです。またバックハンドを攻め、難しいパッシングを打たせることができればボレーで決めなくても、パッシングミスも一定の確率で期待できます。
過去2戦と違って、そのまま勝利することができましたが、普段経験していない、セカンドサービスの打ち込まれや深い重いクロスストローク対処などは勉強になります。
3ゲーム目でやや腰に痛みがあったので、少し無理はせず、この試合でリタイアしました。

まとめ
- 4ゲームシングルス練習会は技術向上、試合への対処、コンディショニングにも役立つ
- 初対戦の相手には練習から相手のショットと特徴を把握し主導権を握る
- 勝負強い相手にも、自分のペースで対応し、ポイントが取れるパターンで丁寧な攻撃が必要
- 怪我の兆候に敏感になり、無理せず判断する
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