こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。試合での負けの受け止めは難しいですね。九州毎日ベテラン3Rは3-6、4-6のストレート負けでした。
私だけではないですが、良い時の自分を基準に反省してしまいます。しかし、今回の3セットでのストレート負けは、悔しさより実力不足を痛感しました。
試合前には自分と対戦相手の最近の試合結果を見たり、コートの外から試合を観察。厳しい試合にはなるが、チャンスはあるのではとの甘い考えをもっていました。
対戦するとやはり相手の方がすべてのショットでクオリティーが上。いろんな戦術パターンを試しましたが有効に聞くものが少なく、通用しませんでした。
今も実力をしっかり受け止め、どうすすれば一歩でも成長できるのかを考え直したいと思います。
試合に出ている人も、出ようとしている人も、参考にしてもらえると嬉しいです。
対戦相手
2022年マスターズ岩手大会の45才ダブルスチャンピオンです。決勝では全日本一般ダブルス2度優勝経験のある佐藤博康プロを破っています。
同じ年の2022年全日本ベテラン45才ダブルスで準優勝しています。最近ではダブルスの方が成績が目立っていますがもともとシングルスで有名でした。
昨年は体調がよくなく棄権が多くなり、ランキングを落としていましたが実力者。エースを取れるサーブとローボールで強力なフォアハンドがウイニングショットです。
フォームもきれいで、泥臭くポイントをとるような感じではないので、スキを見つけ突破口としたいところです。

1stセット
初対戦なのでコートの外で見ていた印象と球を受けた感覚を合わせていきます。フォアスライスはあまり受けたことがないはずです。鋭いローボールは本来スライスに分があるので、その土俵にもちこめるかを考えました。
深いスライスを打っても、フォア・バックとも強く返球されてきます。強いフォアハンドではスライスでの返球も難しいので序盤からストロークで押されました。
それでも初対戦の特徴をつかんで40-40まで持ち込み、バックを突いたネットプレーで相手のミスを誘いました。
2ndゲームでは相手の得意のサービスへの対処に注意しました。リターンミスを避け、3球目攻撃されない程度の返球を心掛けます。積極的な入りで2ゲーム連取できました。
3ゲーム目は積極的に行きましたが2-1となり、そのまま次のリターンゲーム15-40のポイントまで追い詰めます。このゲームが大きな山でした。3回の内1回は取れるとの緩いプレーが、唯一の勝機ゲームを逃してしまいました。
ゲームカウント2-2となることで相手に余裕が生まれ、結局3-6で1stセットを失いました。
2ndセット
2ndセットはリセットできるチャンスですが、1stの劣勢を止められません。2ndゲームのサーブで何とか40-30までリードしましたが、40-40まで追いつかれ、最後はこのゲーム2度目の痛恨のダブルフォルト。
勝負ポイントでの自滅が目立った試合でもあります。これは、その前にリターンで打ち込まれている、ストローク戦で圧力を感じているなどが原因です。
ゲームカウント1-2でも40-40まで競れました。しかしサーブ&ボレーのドロップボレーが大きく短くなります。何とかついていかなければいけないところ、差は広がるばかりです。
1-4となったところで少し開き直りが出てきました。今サービスは最も信頼しているショットなので、自信をもって振り切る。チャンスがあれは積極的に仕掛けにいき、ネットでポイントを取る。
ここからゲームカウント4-4まで追いつき、この試合唯一、押している時間帯でした。
しかし、せっかく追いついたのに、そこで緩くなってしまいました。これは試合後相手からも指摘。
結局4-6で2ndセットを失いストレートで負けてしまいました。

試合を終えて
- 全ショット相手の方がクオリティーで上
- 相手の圧力で最近よかったサービスが打てなかった
- 攻めのパターンが限られこのままでは上位者に勝てない
- 強い圧力で攻められた時のしのぐ技術が必要
- 普段の練習からこういう状況での切り返すショットを上達させたい
まとめ
- 負けをしっかり受け止め、通用したショット、パターン、通用しなかったことを整理する
- 急に上達はしないので、今回通用しなかったショットクオリティーの強化、押されている状況でも自分のテニスができるメンタルを磨く
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