【クレーコートシーズン】錦織圭、西岡良仁、大阪なおみ、内島萌夏の全仏に期待!

テニスニュース

こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。皆さんはテニスツアーのどのシーズンが好きですか?

私はクレーコートシーズンからウインブルドンまでの週間が好きです。クレーコートは球足が遅く跳ねるので、以前は後ろでスピンの打ち合いが多かったですよね。

10年ほど前から錦織圭がクレーコートに変革を起こしたといわれています。ハードコートのようにテンポよくとらえ、角度をつけ、時にはボレードロップで決める。

コートが遅い分、サービス1本では決まらず、フィジカルとメンタルが必要な一方で、画家のような芸術脳とチェスのような頭脳も感じる。クレーコートの戦いは見ていて楽しいです。

本日は、クレーコートの特徴と、革命を起こした錦織圭の2014年シーズン、そして2018年見事な復帰戦となったモンテカルロ大会を振り返りたいと思います。

錦織圭と西岡良仁はマドリードATP1000にはエントリーしており、全仏オープンには2人に加え、大阪なおみ、内島萌夏の本戦インが決まっています。ぜひ応援してください。

クレーコートシーズン

  • モンテカルロ大会(モナコ)ATP1000 アルカラス優勝
  • バルセロナ大会(スペイン)ATP500 アルカラスが勝ち上がっている
  • マドリード大会(スペイン)ATP1000 錦織圭、西岡良仁エントリー
  • ローマ大会(イタリア)ATP1000
  • 全仏(フランス・ローランギャロス)4大大会) 錦織圭、西岡良仁、大阪なおみ、内島萌夏の本戦イン

ヨーロッパシリーズではモンテカルロ大会から、全仏までクレーコートシーズンが続きます。全仏からコートサーフェスが全く違う芝へと続き、すぐにウインブルドンが行われます。

予選からですが、ダニエル太郎、望月慎太郎も本戦を狙っています。ここに若手再注目の坂本怜が入っていないのが残念ですが、アジアチャレンジャーを回るそうです。

クレーコートの特徴

  • 球足が遅い・・・ストローカー、フィジカル
  • よく跳ねる・・・スピンボール
  • イレギラーが多い・・・フィジカル、メンタル
  • スライディングできる・・・フィジカル、メンタル

以前は後ろに下がってスピンの打ち合いの我慢くらべの試合が多かったです。10年ほど前に錦織圭がクレーコートの戦いに変革をもたらせてと言われています。

ハードコートのようにテンポの速い前に入って角度をつけるストローク、時にはそのまま前に入ってボレーで決める。後ろに構えた相手にドロップショット

クレーのテニスはよくキャンバスの上の絵画にたとえられたり、チェスにたとえられたりするように、あるときは芸術的で、あるときは頭脳的ゲームの要素を多く孕んでいる。

2014年覚醒した錦織圭

直前のマイアミオープンATP1000準々決勝でロジャーフェデラーに逆転勝ちをし調子を上げいました。

バルセロナATP500で初優勝、決勝では5度のブレークに成功し、圧倒的強さで優勝

続くマドリードATP1000でも好調が続きます。第10シードで出場し順当にストレートで勝ち進む。準決勝フェレールとの激戦を勝利。決勝でもクレーキングのナダルを追い詰めます。しかし無念のリタイア。

それでもこの大会後初のトップ10に入り。

Japan’s Kei Nishikori returns a shot against France’s Benoit Paire during their second round match of the French Open tennis tournament at the Roland Garros stadium in Paris, France, Wednesday, May 30, 2018. (AP Photo/Christophe Ena )

復活の2018年モンテカルロATP1000

  • 1回戦 4-6, 6-2, 6-1 T・ベルディヒ
  • 2回戦 7-5, 6-2 D・メドヴェデフ
  • 3回戦 6-0, 2-6, 6-3 A・セッピ
  • 準々決勝 6-4, 6-7 (1-7), 6-3 M・チリッチ
  • 準決勝 3-6, 6-3, 6-4 A・ズベレフ
  • 決勝 3-6, 2-6 R・ナダル

怪我からの復帰でノーシードとして登場。3回戦こそストレートだが、他は決勝までフルセット

ライバルのT・ベルディヒ、M・チリッチだけでなく、当時若手の成長格のD・メドヴェデフ、A・ズベレフにも壮絶な試合で勝っています。

当時リアルタイムで見ていて非常に興奮しました。

まとめ

  • クレーコートは従来のスピンストロークの粘り合いだけでなく、テンポよく前で打ち、角度をつけたりそのままボレーをしたり変革が起こっている。
  • クレーコートは1ショットだけでなく、技術、戦術、メンタル、フィジカルの総合力が必要のため、見ていて面白い。錦織圭、西岡良仁、大阪なおみ、内島萌夏の全仏に期待

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