こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。いよいよベテランシーズンの本格到来です。ランキングを上げるにはB、C、Dグレードでいかに上位進出するかなので4月からの大会日程が気になります。
いったいどの大会にエントリーすればよいのでしょうか?人それぞれの状況や目的によって違ってきます。前提としてDグレード以上のベテランテニス大会は日程が1日でも重なっている大会は重複してエントリーすることができません。つまり重なっている大会こそ上位者のエントリーがばらけるのでより勝ちやすいドローになります。
今回4月と5月のB、C、Dグレードの大会日程、ドロー数、特徴をまとめました。記事の内容を参考にぜひ、5月後半の大会が重なっているものから1大会エントリーすることをお勧めします。
4月のB、C、Dグレードベテランテニス大会
大会、日程、ドロー数を記載します。日程は年齢カテゴリーによって分けて記載されているものもあるので、今回50才男子カテゴリーをまとめます。
大会日程要綱の案内、大会エントリー、大会結果はJOP TENNIS.COMを参照ください。JOP TENNIS.COMに新規登録しておくとエントリーが簡便です。
九州毎日<D> | 3セット | 4/5(土)~11(金) | 64ドロー |
例年東京オープンと重なることが多いですが、今回東京オープンの50才カテゴリーの日程が後半にずれているので、九州毎日と重なる大会はありません。この九州毎日はDグレードとしては珍しく3セットマッチになります。
東京オープン<D> | ファイナル10ポイント | 4/18(金)~28(月) | 128ドロー |
東海毎日<C> | 3セット | 4/18(金)~23(水) | 64ドロー |
東日本オープン<D> | ファイナル10ポイント | 4/14(月)~20(日) | おそらく32ドロー |
大阪毎日<C> | 3セット | 4/18(金)~24(木) | おろらく128ドロー |
この4大会は重なっていますので、1大会しかエントリーできません。つまり上位者がばらける大会になります。ここの大会選択が重要です。
東京オープンは関東地区の大会だけあって128ドローの大きめです。しかし、上位シードはあまり出ておらず、上位を狙える大会と言えます。ただ東京オープンは土日に試合が行われないことが多いため、ポイントが高くなるベスト4までに月から木まで勝ち上がる日程確保が必要です。
東海毎日と大阪毎日は日程、グレードともほぼ同じです。距離も近いためこの2大会に割れることが多いです。大阪毎日の方が例年出場者が多く、19日に発表されますが128ドローになるかも知れません。シード選手はほぼ2Rスタートのため初戦が土曜日となり64ドローの場合は月曜日まで勝てばベスト4となり987ポイントのビックポイントが得らます。
既にドローが発表されましたが私は東海毎日Cグレードにエントリーしています。メンバーを見てみると愛知地区など距離から選択した人、128ドローにはならないので日程が短い理由、そして大阪毎日の方がレベルが高いとの選択をした人もいると思います。
大阪毎日は例年Cグレードで最もレベルの高い大会となっています。トップランカーは全日本出場へのポイント獲得にそれほど苦労しないため、3大会のみ出場する人もいます。関西オープンBグレードと大阪毎日Cグレードはその3大会の内に入っているのでシード選手が強いです。
東日本オープンDグレードは穴場になることがあります。ドローも32になる可能性があり、月曜スタートではありますが、平日調整がつきやすい人であればお勧めの大会です。
山梨ITF(MT1000) | 3セットデュース有 | 4/26(土)~5/1(木) | おそらく64ドロー |
ITFの大会もポイント2倍となり上位3大会に加算されます。しかし、ITFはややレベルが高いわりにポイントが2倍なので割に合わないことから数年参加していませんでした。以前はベテラン大会Dグレード以上3大会にITF1大会加算だったので、1大会ポイントを取るため参加していました。
今年はゴールデンウイークにかかる大会がないので参加しやすいです。またITFの中で山梨大会は唯一MT1000グレードのためベスト8でも660ポイント、ベスト4だと1000ポイントのビックポイントになります。
5月のB、C、Dグレードベテランテニス大会
大会、日程、ドロー数を記載します。日程は年齢カテゴリーによって分けて記載されているものもあるので、今回50才男子カテゴリーをまとめます。
関西ハード(Dグレード) | 3セット | 5/8(木)~18(日) | おそらく64ドロー |
関東オープン(Bグレード) | 3セット | 5/12(月)~18(日) | おそらく128ドロー |
関西ハードはその名の通りDグレード以上で唯一のハードコート大会です。そのこともあり関西の人でもエントリーをスキップする人が多いです。またハードコートは小雨でも試合ができないので順延や待機などが多くなります。棄権(DEF)も多い大会となります。
関東オープンは全日本の次にグレードの高い大会です。128ドローで関東だけでなく全国から上位者が参加する最もレベルの高い大会の一つです。
しかし初戦が月曜か火曜日のためベスト8ぐらいに勝ち上がろうとしても木曜日ぐらいまで勝ち残らないといけません。日程から私は選択肢から除外しています。
四国選手権(Cグレード) | ファイナル10ポイント | 5/22(木)~5/29(木) | おそらく64ドロー |
北國オープン(Dグレード) | ファイナル10ポイント | 5/22(木)~5/26(月) | 32ドロー |
九州選手権(Cグレード) | 3セット | 5/24(土)~5/30(金) | おそらく64ドロー |
この3大会のエントリーは非常に迷います。例年四国選手権はゴールデンウイークに開催されていました。今年は5月後半になったため3大会おそらく均等にばらけるためどの大会もチャンスがあります。
日程を考えれば北國オープンに魅力があります。ただし、32ドローフルに埋まれば木曜日スタートとなってしまうので、魅力が半減します。JOP TENNIS.COMではエントリーの締切まで現在のエントリー数が表示されます。締切直前で28ドロー以下であれば4シードをつく可能性があるためエントリーを考えたくなります。
今年の四国選手権は高松のため関西から参加しやすいです。高知と愛媛は車で遠く、香川と徳島が比較的近いです。今回要綱では日程が広く設定されています。おそらくエントリー数に応じて試合日程を組むため土日に絡まない可能性もあります。
九州選手権と四国選手権はおなじCグレードでありおそらくレベルも同じぐらいになると思われます。この時期までにポイントが積みあがっていない場合はベスト8が必達目標になります。私の場合は日曜2Rスタートが確実な九州選手権の方が選択しやすいです。
関西オープン(Bグレード) | 3セット | 5/31(土)~6/8(日) | おそらく128ドロー |
実質的には6月の大会になりますが、全日本の次にレベルの高い大会になります。大阪毎日同様に関西のトップランカーが必ず出場し、全国からもトップ選手が集まります。
まとめ
- 4月後半と5月後半は大きな大会が重なり上位者がばらけるためポイント獲得のチャンスです
- 日程、距離、目標ポイントを考慮し、4月後半と5月後半はエントリーした方がよい
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