こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。ITF World Tennis Masters Tour(ITFベテラン大会)をご存じですか?
簡単に言うと世界ランキングのつくベテラン大会です。日本開催も徐々に増えていっており、4月には国内最高グレードMT1000山梨大会が開催されます。
ITF最高峰の大会は毎年行われる世界選手権でして、今年は8月ポルトガルで開催されます。昨年は45才カテゴリーのみ東京で開催されました。
日本で開催されるITFの大会は、まだまだ日本人の参加が中心です。日本テニス協会主催のベテラン大会と国際テニス連盟公認の大会では大会の雰囲気が違って、ITFの良さもあります。
以前はベテラン大会のポイントでITFの1大会分加算されるルールでしたが、今はITFのグレードに応じITFポイントを2倍し、国内の1大会として計算されます。
例年ゴールデンウイークに四国Cグレードがありましたが、今年は日程がずれたため、私も3年ぶりにITFの大会に参戦します。本日はITFベテラン大会を解説いたしますので、興味がある方はぜひ世界ランカーを目指してください。
ITF World Tennis Masters Tour(ITFベテラン大会)とは
ITF World Tennis Masters Tour(ITFベテラン大会)とは国際テニス連盟公認の大会で、スポーツサンライズが主催しています。
以下のようにMT1000が最高グレードで、MT700、MT400、MT200の大会があり、MT1000とMT700はポイントが2倍になりベテランA~Dグレード扱い、MT400はポイント2倍でEグレード扱い、MT200はポイント2倍でFグレード扱いになります。


もちろんITFポイントがつきますので、世界ランキングに反映されます。以前はベテラン大会のポイントでITFの1大会分加算されるルールでしたので私も出場しておりました。2022年2月世界ランキング956位。
エントリーは追加料金で代行登録してくれますので、FAXでもできます。
毎年行われる世界選手権は団体戦、個人戦があり、昨年の東京大会の日本代表は本村剛一プロや寺地貴弘プロが参戦し準優勝しています。個人戦では世界と差があり、有本尚紀プロやベテラントップ選手なども参戦しましたが、有本尚紀プロのベスト16が最高成績となっています。
ベテラン大会との違い
出場者のレベル
特に国内最高峰のグレードであるMT1000山梨は非常にハイレベルです。ほとんどが日本人ですが、数名シード選手の外国人が来ます。
特に50才グレードでは全日本ベテランチャンピオンがずらり出場しています。むしろ日本のベテラン大会は出ずにITFしか出ない強者も多いです。エントリーリストには2023年無敵の強さで全日本優勝した人、現ベテランランキング1位、ベテランではなく一般全日本のダブルスを2度優勝している昨年のベテランダブルスチャンピオンなど、あと数名元王者がエントリー。おそらく全日本ベテランと同等かそれ以上のレベルではないかと思われます。
数年前まで有本尚紀プロ、小野田倫久プロも出ており、ベテラントップランカーの人にも差がある形で勝っていました。やはりユーチューブで見るよりプロはすごかったです。
大会雰囲気
ITFはおもてなし感があります。フリーランチサービス・ハッピーアワーなど食事サービスやケータリング・ドリングもサービスされ、プレイヤーズパーティーが数日に1回ホテルで開催され心地よい大会です。

コート
ベテラン大会は関西ハードコート選手権のハード、グラスコートベテランの芝以外はほとんどオムニコート(砂入り人工芝)ですが、国際基準コートが多いのでクレーが多いです。

とにかくITFはまた別の良さがあり、今年から少しずつ出場していこうと思いますので、皆様もぜひ一度参加を考えてください。
まとめ
- ITF World Tennis Masters Tour(ITFベテラン大会)とは国際テニス連盟公認の大会でベテランポイントにも、世界ランキングITFポイントもつく。
- MT1000山梨大会は国内最高峰グレードであり、出場者レベルも全日本優勝経験者が大勢参加している。(数年前は有本尚紀プロ、小野田倫久プロも参加)
- おもてなし感が強い大会でフリーランチサービス・ハッピーアワー、数日に1回プレイヤーズパーティーがホテルである。
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