こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。ベテランテニスの国内最高峰の大会をご存じですか?
私フォアスラもそうですが、全日本ベテラン選手権を目標に全国のベテラン大会を回っている人が多いです。しかし、ITF Tennis Masters Tour – SENKO CUP in Yamanashiは全日本のレベルより高いかもしれません。
ITFは世界マスターズのポイントが与えられ、世界選手権が最高峰の大会になります。このポイントは日本のベテランポイントにも換算されます。
ITF山梨大会はMT1000の最高グレードで有本尚紀プロをはじめ、実力者がずらりエントリー。私フォアスラはラッキーなことに1試合勝てば、3Rで有本尚紀プロと対戦できます。
しかし、結果は2Rで負け。有本尚紀プロとの対戦はできませんでした。本日はITF山梨の大会を紹介します。

ITF Tennis Masters Tour – SENKO CUP in Yamanashi
朝からしっかり整備いただき、質の良いクレーコートです。練習コートもクレーコートで準備されており、こちらはイレギラーバウンドがかなりあったです。
山梨県北杜市 JR日野春駅(ひのはるえき)タクシーにて約10分、中央自動車道須玉インターチェンジ下車 国道141号線を清里方面へ約3km


2Rの対戦相手
- 最近はベテランの大会にあまり出ていない
- 5年ほど前にITFオーストラリアの大会でポイントを取得。当時の規定によりベテランランキングが1桁になり上位シードで大会出場
- 関東の市町村主催大会で出場しており、ベテラン上位ランカーとも互角のスコア
数年前はベテラン大会によく出場されており、上位ランカーでした。最近でも検索での成績ではよく勝っており、お互いにチャンスがあるのではと試合に臨む。

1stセット
ベテランの大会はほとんどが砂入り人工芝(オムニ)です。5月の関西ハードコート大会のハードコート、11月のグラスコートの天然芝コート以外はほとんど砂入り人工芝(オムニ)。
私フォアスラはフォアスライスとバックのライジング、ボレーが得意のため、クレーコートが一番苦手です。しかし、練習前のクレーコート練習ではスライスでもイレギラーがすごい。
ひょっとしたらスライスが有利になるかもと試合に臨みます。
本番のコートはしっかり整備されており、イレギラーはすくなく、いわゆる質の良いクレーコート。
相手はミスの少ないストローカーで、バックがスライスが主体のため、私のフォアスラをあまり苦にしていないようでした。
コートの合わないのか、相手のプレーに合わないのか、自分の戦いがなかなかできません。イレギラーはするが、気にしてもしょうがないので、ライジングバックで攻めます。しかし、フォアスライスがイレギラーでは打てません。
足をきめて、腰で振るようにフォアスライスを打ちますが、直前でバウンドが変わるため、しっかり押せません。押せないスライスはただの弱い球なので攻撃できず。
終始相手のペースで、勝負を仕掛けられる前にミスでポイントを失っていました。
2ndセット
1stセットを失い、2ndを切り替えます。本日唯一よかったのがファーストサーブ。イレギラーが多いので、強めのサーブはフリーポイントが取りやすいです。
それでもスライスの確率が悪く、2ndサーブも大切なポイントでダブルフォルトしてしまいます。
スライスが押せなければアプローチにならないので、無理にでも少し押していきます。スライスが滑ると多少コースが甘くても、相手は持ち上げることが難しく、ようやく自分のポイントが取れてきました。
クレーコートは本来ドロップが決まりやすいです。フォアスライスとドロップは相性が良く、いつも1ゲームに数回ドロップショットを打ちます。今日は押せたスライスがあまり打てなかったので、ドロップも精度が悪かったです。
3-1リードとしましたが、徐々に相手のペースになっていき、ストロークエース、ボレーでも決められるようになり、良い所なく敗戦しました。

敗戦後
クレーコートの戦いに合わなかったのか、相手のペースに合わなかったのか、自分のテニスができなかったです。
技術的にはフォアスライスの下半身の押しができなかった。ネットプレーの精度が悪く、決まる位置まで前に詰められていなかった点が大きいです。
クレーと相性の悪いライジングバックですが、これ自体は敗因の主原因ではないと思います。
試合後、第3シードの有本尚紀プロのダブルスペアのシングルスの試合を見ていました。サーブ&ボレー、リターンダッシュ&ボレーを徹底しており、おもしろいように決まっています。
もちろんボレー技術が高いですが、アプローチはそれほど厳しくありません。それでもハッシングコースにしっかり入り、ボレーを1~2発で決めていました。私も最終的にボレー勝負したいので、私との差はボレー時のネットへの詰める距離だと感じました。

まとめ
- ITF Tennis Masters Tour – SENKO CUP in Yamanashiは残念ながら2R負け。有本尚紀プロとの対戦はかないませんでした。
- クレーコートはライジングショットだけでなく、スライスショットが打ちにくく、押して滑らすことが難しい。
- 第3シードのボレーヤーはアプローチはそこまで厳しくないが、ネットへの詰めが非常によくパッシングコースを狭めている。
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