【九州毎日ベテラン初戦2R】初対戦の相手にほぼ思い通りの戦いができる

試合

こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。いよいよべテテン4月シーズンの初め、九州毎日が始まりました。

初戦2Rの相手は初対戦です。手探り状態ですが、ほぼ狙い通りの戦いができ、6-0、6-2で3Rへ進出できました。

数週間前から軽い怪我はあるものの、特に年明けからトレーニングを少し変え体幹が強くなっています。特にバックハンドの威力1stサーブの威力・確率が良くなっています。

2月の四国オープン以来の大きな大会ですので、練習の感覚と同じにできるか心配していましたが、ほぼ狙いのショット威力が出せ、こちらのペースで試合を進めることができました。

九州毎日ベテラン2Rを振り返っていきます。試合での戦術やメンタルの参考になればうれしいです。

九州毎日ベテラン大会

  • Dグレード64ドロー
  • Dグレードではめずらしい3セット(以前はデュースありでしたが今はノーアドバンテージ)
  • 九州地元の上位ランカーがシード選手としてエントリー
  • 土曜日スタートで初戦は10時以降エントリーが多く遠方からも当日移動可能

4月から大きな大会が過密に開催されますが、そのはじめの九州毎日ベテランは他の大会と重なっていません。ですので地元九州の上位ランカー以外にも関西、関東から上位選手が参加しています。

対戦相手

3年前にダブルスで対戦しており、負けています。そのときシングルスも試合しており、1試合を通して見ていました。

ベテランに一番多いタイプでフォアハンドストロークを軸に展開していきます。バックは片手シングルハンドです。この場合スライスが多く、パッシングをスピンでする人と、パッシングでもスライスを使う人がいます。対戦相手は前者ですが、あまりシングルハンドドライブは得意そうではないです。

基本ネットにはあまり出てきません。ベテランプレイヤーの半分以上はあくまでストロークで攻めてくる人が多いです。ネットプレーはステップや浅いアプローチショットもストローカーとは違うので、急に変えられないのでしょう。

前日の1回戦では3セットを逆転で勝ち上がってきています。勢いをつけさせないよう心して掛かります。

1stセット

相手はダブルスで対戦したことは覚えていますが、私のシングルスの戦いは知らないように思えました。ですので、まずフォアスライスを左右に振り、返球の様子を見ます。

スライスには合っていない感じがしました。ですので、さらにテンポを上げて時間を作らせないように攻撃しました。

強打しようとするとミスが出てしまい、ゆっくり丁寧に返球しようとすると、すかさず前に詰めます。そこにドロップショットを混ぜることでコートを広く展開します。

スライスとドロップは面が同じです。放たれるショットは後ろに伸びてくる球と前に止まる球で真逆です。ですので、このスライスとドロップのコンビネーションは非常に有効です。

局面で40-40になることはありましたが、終始主導権を握り、6-0で1stセットを取りました。

2ndセット

1stセット6-0は3セットでは切り替えができるので反って危険です。2ndセットの入りが難しいですが、ニューボールの特性を活かし、サーブで攻めていきます。サーブ&ボレー、スライス・スピン、コースを混ぜ、めずらしくラブゲームで1stゲームを取ることができました。

2ndゲームも流れを渡さないよう攻めようとしました。しかしここで連続ミスが出てしまい、40-15までリードされます。ここで簡単にゲームを奪われては息を吹き返されます。少し丁寧につなぎ40-40まで追いつきました。結局ゲームは奪われましたが、簡単にはゲームを取れない印象を。

2ndセットはさすがに攻撃テンポに慣れてきます。それでもネットプレーは、ほぼポイントにつなげることができ、バックハンドのミスを帳消しにできます。

調子がいい時も試合の中ですべてのショットが上手くいくことはほとんどありません。その日、その相手に対して有効なショットを複数ぶつけます。慣れてきそうになるとさらに別のショットを組み合わせ。

途中接戦になりましたが、終始ゲームの主導権を握り2ndセットも6-2で奪い、ストレートで3Rに進出することができました。

明日の相手

明日は予想通りのマスターズチャンピオンです。昨年は体調を崩していたようで少しランキングを落としていますが、鋭いフォアハンドとエースの取れるサービスを持っています。

初対戦なので胸を借りる気持ちで対戦します。

結局2Rはほとんどのシード選手が勝ち上がっています。ここからがシード選手同士の戦いです。あと2勝を目標に九州毎日を戦いたいと思います。

まとめ

  • 初対戦の相手は、スライスを左右に振り返球の様子を確認する。
  • スライスに合っていないとテンポをさらに上げ、ネットプレーにもつなげる
  • スライスとドロップは同じ面で後ろに伸びる球と前に止まる球の正反対なので非常に有効
  • 全てのショットが上手くはいかないので、相手と自分のショットの組み合わせを考え、有効なショットを当てる

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