こんにちは、ベテランテニスのブログのフォアスラです。2、3Rを無事勝利し、今大会の大きな山場である同じフォアスライスが得意な強敵との準々決勝の試合を投稿します。結果はファイナル10-7と一進一退の大接戦で非常に勉強になるマッチとなりました。
ベテランテニス界トップレベルのフォアスライサー
私もフォアスライスを得意ショットとしていますが、相手選手はベテランテニス界のなかでもトップクラスのフォアスライサーです。これまでも数回対戦させていただき、なかなかペースをつかませてくれなませんでした。私だけでなく多くのベテランプレイヤーが術中にはまっているのを見てきました。
この選手のおかげで私もフォアスライスを磨き戦っていけると自信が持てたので非常に感謝しています。ただ、同じスライスでも打ち方やショットの質が違うようで、学び活かすところと、自分のスライス長所を活かすことを考えています。
この1年で3回目の対戦で、過去1勝1敗。お互いにチャンスがあるので心して試合に入りました。
準々決勝
先日が雨のためオムニコートでは一般にスライスがよく滑ります。ただ、試合前の練習で確認したところストロークは少し止まる感じで、スライスも雨のわりに滑りにくいかと思いました。
1stセット
相手は甘いバックの球はフォアに回り込み、こちらのバックに逃げていくスライスを打つのがメインとなります。多くのベテランプレイヤーはバックハンドがフォアより苦手なことが多く、詰まってしまいミスになります。またゆっくりつなげると、同じスイングでバック側の前にドロップショットが正確に飛んできます。私は珍しくフォアよりバックハンドの方が得意なのでバックハンドにくる分はよいのですが、スライスが滑ってくるとライジング気味で打つので打点が合わなくなりミスが増えます。
想定通りの展開になりました。少し迷いがあったのはバックハンドをしっかり左右に強く振り、先に仕掛けること。もうひとつは深いスライスは無理せず、ゆっくり返すまたはスライスで返しチャンスをまつでした。前回の対戦では後者で上手くいきましたが、今回総合的に考え前者から入りペースをつかもうとしました。
1stゲームは40-40を取りきり、2ndゲームのサービスも比較的ペースをつかみそうに進めましたが、最後のドロップボレーショットでミスが出てペースが変わりました。
ハックハンドの強気があだとなり、ほとんどがバックで詰まらされる、少し返すと、バックの短い球で返球ミスと皆がはまる沼にどっぷりつかっていきました。
何とか攻撃の糸口があるかとミスを繰り返しながらも進めましたが、2-4で1stセットを失いました。
2ndセット
2ndセットも相手のペースのままで進みましたが、徐々にバックへのスライスとバックハンドへのドロップへの対処が慣れてきましたが、そこを先に攻撃に転じられ依然として劣勢でした。
その中でも1stから取り組んでいたチャンスがあればアプローチ、ネットプレー、ドロップショットが徐々に機能し劣勢ながらもゲームをリードしていきました。
中でも一番良かったショットはファーストサーブです。2年前からフォーム改造し強いスライスが打てるようになり、実践でも有効に使えることが多くなってきています。ただベテラン選手はリターン返球が皆さん非常に上手なので、エースやフリーポイントはほとんどなく十分機能はしてこなかったです。昨年後半から対戦相手から強く打たれた方が嫌との助言が多かったため、効果的か不明ながらも強めにファーストを攻めてきています。今回も強さとコースを意識し、そこにネットプレーを絡ませていきました。いつもよりコースがよく重要な場面でサービスがらみのポイントが多く2ndセットを5-3で取れました。
ファイナル10ポイントタイブレーク
依然としてペースはつかめない状態でしたが、2ポイント目の難しいサーブ&ボレーが決まり、先行されずにすみました。その後も一進一退の展開ですが、ファイナルセットもサーブに救われ、エース気味のポイントを複数取れて何とか10-7で勝利できました。
シングルスの試合でサーブがこれほど効果的だったことは少ないため、新たな知見を得た感じがします。また、逆転勝ち、ファイナルセット勝ちなど貴重な経験を積むことができました。
しかし激戦の代償も大きく、次の準決勝はスタートから痙攣の気配がありました。次回は準決勝の結果を投稿いたします。
まとめ
相手の得意ショットを克服しようとバックハンドを強く返球したがミスが多かったです。劣勢ながらも徐々に対処し、はじめ上手くいかなかったショットが良くなってきた。
最近強化しているファーストサーブが試合で効果的に機能しました。今後もファーストサーブをうまく活用できる可能性を感じた。
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