こんにちは、ベテランテニスのブログのフォアスラです。準々決勝をファイナルセットで逆転勝利し次の準決勝は第2シードに勝ってきた本格派オールラウンドプレイヤーとの対戦でした。ファイナルセットまでもつれ込み、先に2度マッチポイントを握ったものの逆転負けをしてしまいました。もちろん力不足ではありますが、メンタル的、体力的にも課題が見え良い経験でした。
過去2回対戦で1勝1敗のオールラウンドプレイヤーとの対戦
2年前の兵庫ベテランEグレード準決勝で対戦があり、ファイナルで勝利していました。一方、昨年の大阪毎日では1stタイブレークで取られたあと棄権負けをしています。今大会第2シードとの対戦を見ていましたが、攻撃守備ともに素晴らしく攻略が難しいと感じました。また直前の大会ではベテラン同世代トップクラスの人に接戦していることからも厳しい試合が想定されました。
1stセット
準々決勝の30分後に準決勝があったため、完全な回復はできていません。前の試合はフルセットの激戦だったこともあり、試合開始から両足がつり気味で不安な立ち上がりでした。
ベテランでは漢方を飲んでつるのを防止する人が多いですが、先日塩化マグネシウム溶液を直接塗り込むとすぐに回復すると聞き、なんとか通常状態で試合を進めることができました。
コートの外から試合を見るのだけでは正確な分析ができないので、対戦での感触をたよりにゲームを進めていきました。前の試合ではバックにはねない球しかこなかったので、ライジングバックハンドが打てなかったですが、今回はしっかり中に入り込んで左右に強く打つよう心掛け、こちらのペースで進めることができました。
2-1のゲームポイントでほとんど決めショット直前に隣のコートから人がポールに突っ込んでき、ノーポイントとなってしまいました。案の定次のポイントを取られ、セット奪取のチャンスを逃してしまいました。ラリー中にボールが飛んできプレーを止めることはよくあるのですが、人が入ってくることは初めてで決めショットだっただけに冷静さを失いました。
結果的にこのセットはそのまま取ることができましたが、どんな状況でも力を発揮できるメンタルを備える必要を感じました。
2ndセット
1stセットはコートチェンジのたびに塩化マグネシウム溶液を塗り込み、足のつりを抑えてきましたが、2ndセットでは太もも、ふくらはぎと足全体に軽い痙攣がまわってきてきました。
前の試合同様にファーストサーブに助けられ比較的攻撃はできていたものの、多くは相手のミスによる得点だったため、少しこちらもミスを少なくするよう対応していました。
これがよくなかったのか、引くと相手に攻められ相手のいい形でのポイントが徐々に増えていき、2ndセットを失いました。
ファイナル10ポイント
ファイナルは10ポイントタイブレーク方式です。7ポイントと違って少し長いので、先行しても逆転される可能性があります。それでもタイブレークは先行している方が有利のため序盤のポイントに集中していました。
中盤相手のミスが中心でポイントを取ることができ7-3までアップすることができました。ここの2ndセットと同じ形で自力で奪ったポイントでないので、やや慎重に守りとなったことが悪かったと思います。相手の攻めが強く劣勢となったが、なんとか先にマッチポイントを握り、ボレーボレー戦のショットを切り替えされ、唯一のチャンスを逃してしまいました。
終盤は痙攣も強くなり、普通のつなぎショットでのミスで最後は負けてしまいました。
まとめ
- 予想より戦えて、満足してしまった。
- 相手のミスに合わせ弱気ショットとなってしまった。
- 体力がなくなると、メンタルも弱くなる
これらの経験を活かし、次の大会に準備していきます
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