【女子プロの伊藤あおいだけではない】男子トッププロ錦織圭もスライスを使いたがっている!

錦織圭 テニスニュース
CHENGDU, CHINA - SEPTEMBER 19: Kei Nishikori of Japan competes in the Men's Singles Round of 32 match against Shang Juncheng of China on Day 2 of 2024 Chengdu Open at Sichuan International Tennis Center on September 19, 2024 in Chengdu, Sichuan Province of China. (Photo by Zeng Yu/VCG )

こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。スライスを試合で使いたいけど上手く扱えないことないですか?本日「錦織圭が今、スライスを使いたがっている理由」との記事が出ていました。

男子トッププロの錦織圭選手ですらバックスライスだけでなくフォアスライスもツアー大会で実践しています。本日はなぜ錦織圭がスライスを使いたがっているか、試合でスライスを使うメリットを解説いたします。

私はフォアを基本スライスで返球します。バックはスライスも打てますが、ライジングバックハンドの方が威力があるのでそちらを使っています。つまり伊藤あおい選手と同じ。伊藤あおい選手のフォアスライスを解説した記事も以前投稿していますので合わせてお読みください。

パワーテニス全盛時代になぜスライスが有効か。ぜひスライス技術を習得しテニスの幅を広げてください。

「錦織圭もスライスを使いたがっている」記事の紹介

3月19日「錦織圭もスライスを使いたがっている」記事の紹介をします。

CHENGDU, CHINA – SEPTEMBER 19: Kei Nishikori of Japan competes in the Men’s Singles Round of 32 match against Shang Juncheng of China on Day 2 of 2024 Chengdu Open at Sichuan International Tennis Center on September 19, 2024 in Chengdu, Sichuan Province of China. (Photo by Zeng Yu/VCG )

「アリゾナ・テニス・クラシック」でのスライスの多用

「アリゾナ・テニス・クラシック」錦織圭は珍しくスライスを多用した。相手の球威と闘志をいなすかのように、逆回転をかけたショットをスルリと繰り出す。それもバックハンドのみならず、フォアでも2本、3本と続けて放っていた。

これまでも横に振られたときはフォアスライスを使っていましたが、攻撃のテンポを変えるためにフォアスライスを使っているのは初めて見ました。

スライスの重要性を語る

また、トップジュニアを対象としたセミナーでも熱く伝えていたようだ。

「スライスは本当に大事。グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が33才になってもトップ10に入りカルロス・アルカラスやヤニック・シナーとも戦えているのは、スライスがあるのが大きいと思います。そういう器用さは、フィジカル的にあまり恵まれていない選手には必要かなと思うんです」

錦織圭は「スライスを全然使っていきたいが使えていない。バックが通用して慣れているので使えていない」とのことだ。「伊藤あおいちゃんを目指しながら」とも。錦織も伊藤あおいには注目しているようです。

トップ選手との打ち合いでは勝てないので何か違うショットを混ぜないとと考えているみたいです。

スライスのメリット

私が実際にシングルスでスライスを多用しているメリットを解説します。

球威と闘志をいなす

やはり強打のテンポを変えることが有効です。特にハードヒッターは相手も同じように打ち込んできたり、球威で押して甘い球が返ってくることを期待しています。そこの思惑を外し相手にリズムを崩す効果があります。

正確で深い返球

スライスは最も確立の良い返球ショットと言えます。これはストロークのように振りぬかないコンパクトなスイングなのでミスショットが起こりにくいためです。

また、球は遅いですが、ネットより少し高いところに安定して飛んでいき、ライン際深くに滑るような球が返ります。時間も稼げるので体勢をもどすこともできます。

打ち込まれにくい

スライスは跳ねないので仮に浅くなっても打ち込まれにくいです。特に滑ってくるスライスはストロークしにくく相手はミスヒットしやすくなります。滑るスライスでのアプローチからのネットプレーは非常に有効です。

逆に滑らない跳ねるスライスはチャンスボールになります。ハードヒッターがよく回り込んで逆クロスに打ち込みます。これはバックスライスの弱い返球を待っています。

スライスサーにも打ち方が数種類あります。私は伊藤あおい選手のように膝を伸ばしたまま打つことはできません。ボレーの延長線で下半身、腰も使って打ちます。またサイドスピンを積極的にかける人もいます。

ドロップショットの併用

おなじスライス面なのでドロップショットを併用する人が多いです。ドロップショットは打つ前から相手に動かれると効かないので、私は直前まで打つショットを決めていません。

ドロップショットはショット技術だけでなく打つ状況タイミングが大切です。

スライスの上達の仕方

スライスの上達には以下のように使える状況で実際に使ってみることです。そして自分のイメージと相手の反応・対応を見極めましょう。

  • サイドに振られたとき
  • アプローチできる球
  • 浅い決め球

まとめ

  • 女子だけでなく男子トッププロの錦織圭ですらスライスを使いたい
  • スライスはいなすことができ、正確に深く打ち込まれにくい返球ができる
  • 使える状況で試していき相手の反応・対応を見極めましょう

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