こんにちはベテランテニスのブログのフォアスラです。試合ではいろんなテニススタイルの対戦があり、力が発揮しにくいことありませんか?試合で力を発揮するにはいろんなタイプと実践に近い経験を積むしかないと思っています。本日参加している練習会は5~10人程度で4ゲーム先取の試合を3~4試合。市民大会を中心に出場している人が中心ですが、20代~60代と幅広く非常に良い経験をさせていただいています。本日の対戦いただいた3名のタイプ別に練習試合の考察をします。参考になるポイントがあればうれしいです。
大阪の4ゲーム先取練習会
1月ほど前に主催者が練習会エントリーの案内をしてくれます。朝の9時~11時がメインのため一日を効率的に使える点でも非常に助かっています。コートの面数によりますが、2~4面程度が多く待ち時間が少なくなるよう人数制限。主催者の方には大変感謝しております。
本日は2面6名での練習会となりました。
30代のハードヒッターとの対決
初戦は30代のハードヒッターとの対決です。昨年からこの会に参加し、練習会ではよく当たります。私は50才ベテラン大会に出場しているので同世代との練習が一番近いですが、上位陣との対戦では強いストローク、速いサーブ、どこまでも拾うシコラー、広角に打ち分ける技術者など様々なスタイルの人と当たります。対戦相手は早いファーストサーブと強いスピン系のストロークの持ち主です。
甘い浅い球を返してしまうと回り込みのフォアハンドを強く打たれ、エースにならなくても甘いバックの返球になってポイントを失います。このタイプの方はこれら強いストロークを左右に振り、エースととることでどんどん調子が上がっていき、他のショットの精度も上がっていくので注意が必要です。
十分な態勢で打たせないことが大切で以下の対応が有効
- 深く返す
- 左右に振る(ただし甘いバックは回り込まれる)
- 弾まないスライスで持ち上げにくくする
それでも相手のストロークが重いので、返球を意識するより、強く押し返すマインドが甘い球の返球を抑えてくれます。
朝一番の練習試合ということもあり、相手にペースをつかませないまま4-1と勝利しました。
20代若手選手との対戦
過去3回ほど対戦経験があり、その日によりややパフォーマンスにムラがある若手プレイヤーです。今日はストローク、ボレー、スマッシュと精度がよく、何よりチャンスがあればどんどん攻めてくるので難しい試合となりました。
プレータイプは若手ながらもオールラウンドタイプです。センターややバックのボールを回り込むことからフォアよりややバックが苦手ではないかとチェックしていました。
しかし20代なので普段対戦しているベテランより当然動きが早く、カバリング範囲も広いです。フォア、バックとコースを意識し配球できていたが、上手くサイドコースに返球されたため攻めるのが難しかったです。
それでも守りに入っては球の威力が落ち、相手にプレッシャーをかけられないのでチャンスがあればどんどん攻めていき、途中流れが悪い場面もありましたが、4-2で勝ちました。
バックハンドのスペシャリスト超粘り強いプレイヤー
対戦相手は30代で市民大会でいつも上位にいるハックハンドスペシャリスト超粘り強いプレイヤーです。対戦はいつもエネルギーを使うので、試合前からウっと身構えてしまいます。
結局ここが悪かったのだと反省でいつも通り、相手の長所をつぶし、自分の長所を出し、冷静にプレーを進めることが今日はできていませんでした。
開始1ポイント目得意のドロップショットで揺さぶったつもりが、早めに対処され返しにくいところに返球されました。これは長引くなと嫌な予感!
バックハンドは強打ですが、主にカウンターのためこちらの仕掛けタイミングはつくらせてもらえます。ただ中途半端なアプローチはカウンターで返され流れを持っていかれるので、いつも慎重になります。フォアのアプローチからスマッシュをミス、1stゲームを失いました。
最近調子のよいサービスはこの試合でもよく、要所でサービスエースが取れました。心の乱れは一番サービスに出ますが、サービス改良の成果からか最近質の良い状態が続いています。
簡単にポイントやゲームを取らせてくれないことを前提にやはり攻めていきました。攻め急ぎでもなく緩く攻めるでもなく、一つ一つ慎重かつ攻撃的に。
今日はやや攻め急ぎが目立ち、上手く運べませんでした。ちょうど時間切れとなりゲームカウント3-3、ポイント15-40のマッチポイントで試合終了。
3-2の時に2度マッチポイントを逃し最後の詰めが難しかったです。冒頭の嫌な感じを引きずったのが原因でした。
まとめ
- ハードヒッターには強く押し返し、左右に振る、弾ませないスライスが有効
- オールラウンダーには試合の中で弱点とこちらの長所のマッチを探しトライ
- 粘り強い選手には攻め急がず、ゆるくなりすぎず、1球1球慎重に攻撃的に
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