【ガチンコシングルス練習会】ファーストサーブ好調で3連勝するも攻めの姿勢が大切

練習

 こんにちはベテランテニスのブログのフォアスラです。ベテランツアーに回っている人はどのような練習をしていますか?私はシングルスのマッチ練習が中心です。基礎練習をしている人も多いですが、練習で使うショットが試合で使えるシチュエーションでないため、練習のための練習になってしまうこともあります。私の場合はマッチ練習の中でそれぞれの状況に応じて課題を持ち、そこでトライします。それも試合で使う可能性の低いショットは練習マッチでも使いません。本日は地元でベテランを回っている人が中心のマッチ練習会に参加し6人エントリーでした。

ガチンコシングルス練習会

 上のカテゴリーのベテランに参加している主催者に毎月案内いただいております。コートの面数により4人、6人、8人エントリーがありますが、一番多いのが6人制です。3人ずつ分かれてまず、リーグ戦をします。そのあと、1位同士、2位同士、3位同士が対戦し順位を決めます。

 マッチは1セットノーアドバンテージ方式のため、ベテランの試合と近いので実践をイメージしやすいです。2面4時間のため待ち時間もあまりなく、だいたい3時間ちょっとで終了します。

同世代サウスポーとの対決

 初戦は同性代のサウスポーです。このシングルス練習会ではいつも上位なのでベテランの試合には参戦していませんが、強くいつも苦しめられます。

 テニスはサウスポーが有利と言われています。それは右利きが多いので右利き相手と違うサウスポーを苦手としている人が多いためと思います。特にサーブフォアハンドが強い人が多く、それは右利きのバックへ逃げていく強い球を打てるからです。その特徴を自覚しているからか、多くはスピン系ストローカーでサービスがスライス系です。半面フォアに比べるバックハンドがと弱くなります。

 私はバックへの強い球はライジングバックハンドが強いのであまりサウスポーを苦手としていません。しかし、アプローチ攻撃するときバックの角度のあるアプローチショットが右利きより使いにくいのでダウンザライン、またはフォアスライスでの角度をつけたアプローチになります。

 いずれにしてもサウスポーとの練習マッチは貴重なので真剣に取り組みました。

 1stゲームをラブゲームで失いましたが、自分のできることをしっかりやると決め、気にせずゲームを進めました。本日のボールは次週開催される山陽ベテランテニス向けでプリンスボールでした。ダンロップフォートに比べ軽いため、スイートスポットをはずすと飛んでいってしまいます。球の感覚を確かめつつ徐々にゲームをリードしていきました。

 途中自分のミスが続き、少し真ん中に甘く返球するとやはり反撃を食らいます。ここは本番でのよくあるシチュエーションのため、なるべく攻めの姿勢で臨み、6-3で終えました。

主催者との対戦

 エントリーすると多くは主催者も参加していますので、一番よく対戦している相手です。年齢が上のため私の方が部が良いですが、鋭いフォアショットがあり、展開によっては劣勢になることがあります。

 今回上手なサウスポーとの対決に勝利されていたので、良い調子と感じました。

 サービスが相変わらず調子がよく、エース気味のフリーポイントがとれました。ただ、センターに甘い返球をすると鋭くバックにアプローチをされます。ここ2年ほどバックのショートクロスをある程度習得できたので、ショートクロスを軸に返球。このシチュエーションはよくあるので、ストレート、ショートクロス、トップスピンロブの3パターンを実践で使えるようにしなければいけません。

 結果は6-1で勝利し、隣のコートの1位選手との対戦になります。

 シングルスマッチ練習に参加するようになり、ベテラン本番の試合も同じような気持ち・プレーができるようになりました。主催者の方には非常に感謝しております。

50才攻撃型サーブ&ボレーヤーとの対決

 このサーブ&ボレーヤーとは公式戦で2度対戦しています。いずれも接戦での勝利だったので練習会でのマッチは貴重です。ベテランシングルスのサーブ&ボレーヤーは非常に少数派です、私も含め時々する人は2割程度いますが、常にする人は数えるほどです。

 サーブ&ボレーははまると、ブレークが非常に難しくゲーム全体も押されている感覚になります。ポイントパターンはスピンのかかった強い球質の人が多く、コース・深さを操れます。私はライジングリターンを得意としているので、本来強いスピンは得意なのですが、この対戦相手の球には押されることが多いです。当然ボレーも上手なので簡単にポイントを取られないよう、じぶとく返球を心掛けました。

 お互いサービスキープになると想定し、1stサービスゲームを開始。強いファーストサーブ、ダブルフォルトを恐れないセカンドサーブを意識しゲームを展開。リターンゲームは弾かれるショットが多く、お互いキープキープで進みます。2-2のサービスゲームで0-40の絶体絶命になるも、1つずつポイントを取ろうと気が付けば3-2に。結果的にこのゲームが勝敗のカギでした。

 ピンチの後にチャンスありとよく言われますが、まさにチャンスが来てリターンをストレートにエースで抜き4-2ブレークに成功しました。その後キープが続き、6-3で勝利はしましたが、1ブレーク差なのでどちらにころんでもおかしくなかったです。

まとめ

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