こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。近年ランキングが上がった大きな理由が練習試合の取り組み方です。ただ数をこなすのではなく、誰と対戦しようと試合を想定し同じ準備をして練習に臨みます。
実際の試合もさまざまなレベルの方と対戦します。勝てる相手も、格上でも自分の力を出し切るには練習試合で同じ状況、メンタルで戦い続けることで成長します。
今回京都市選手権Fグレードの前日ということもあり、より実践を想定し3名と総当たりで対戦。それぞれタイプは違うが6-0、6-1、6-0で勝利。内容も今年一番ではないかとのいい練習ができました。
ガチンコ練習会
1セット練習会としてガチンコ練習会によく参加させていただいています。コート確保数に応じて8名ミニトーナメント、6名のリーグ後の決勝戦、4名総当たりがあり、今回は4名総当たりがありでした。
奈良県選手権45才ベスト4の同性代ストローカー
前週に行われた奈良県選手権45才でベスト4になったストローカーとの対戦です。過去10度ほど対戦しており、いずれも勝っていますが、タイブレークやマッチポイントを握られた時もあるので油断はできません。
私のフォアスライスを苦手としており、テンポを合わせないまま勝つことが多かったですが、今回も主導権を取るよう心掛けました。
特に最近改良しているサービスでしっかり押していき、ゲームの流れをつかもうとしました。スタートから早い1stサービス、思い2ndサービスで優位に立ち、ゲームを取得していきます。
2ゲーム目のファーストポイントですごいサービスエースを取られましたが、落ち着きリターンを返球しゲームを組み立てます。甘いサービスにはしっかりたたき、時にはそのままリターンダッシュで時間を与えないようにしました。
ゲームを取得したまま、流れを止めないよう攻め続けると、相手が少し打つ手に困った感じになったのでそのまま押し切りました。
実力差はそこまでないですが、全体的なゲームの組み立て、試合への意識から6-0のスコアがつきました。

ダブルス練習仲間のサーブ&ボレーヤー
第2戦はダブルス練習会でよく一緒にしているサーブ&ボレーヤーです。この方も奈良県選手権45才に出場していました。
ダブルスではよく対戦しているもののシングルスは過去数回のみです。ベテランでは比較的珍しくサーブ&ボレーを徹底してきます。
私はサーブ&ボレーヤーとの相性は悪くはないですが、やはりプレッシャーになります。1stゲームの私のサービスキープの後リターンゲームになり2ndサービスもネットにダッシュしてきました。
スライスでサイド気味にリターンしましたが、しっかりボレーで返球してきます。その返球は厳しくはないですがすでにネット前についているためパッシングコースが限られます。案の定こちらのパッシングミスでポイントを失います。
比較的緩いサーブでもネットに詰める時間が稼げるため、リターンが難しいです。このゲームは決められる前にこちらがミスをしてしまい失いました。
サービスゲームはまずファーストでスライス、スピン、コースを打ち分けます。2ndになってもダブルフォルトを気にせずしっかり振り切りました。2ndサービスでリターンダッシュをしようとされたので2ndサービスが返ってしっかり振れたと思います。
4ゲーム目以降はリターンで抜くより、一度ファーストボレーをさせ次の球を落ち着いてパッシングしました。少し落ち着くとリターンもコースをついて強く返球できるようになりそのまま6-1で勝利しました。
試合にあまり出場しない同世代ストローカー
すでに2勝しているので優勝は決まっていますが、最後にあまり試合に出ていない同世代ストローカーと対戦しました。
シングルスの練習会に参加している人は基礎力があるので、誰と対戦しても局面のショットでは劣勢になることがあります。今回も強いフォアハンドを持っていたので、スライスで左右に振り十分な態勢で打たせないことを意識しました。
スペースが空くとドロップショットも積極的に仕掛けます。また返球が難しいアプローチができるとスルッと前に出ていきボレーで決めます。3戦通じてサービスも好調で6-0で勝利しました。
まとめ
- 誰が相手でも試合と同じように準備し真剣に取り組むことで技術とメンタルが向上する。
- どんな相手でも局面では不利になるので相手をリスペクトして戦う。
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