こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。試合で勝つ、テニス技術向上のためにどのような練習が効果的でしょうか?
私フォアスラは試合と同じ環境でマッチ練習することが一番効果的です。球出し練習、ストローク、ボレーストロークなどもちろん効果はありますが、試合でそのショットを使う状況で打てるか?その状況の振り返り、習得が大切。
できれば同じぐらいのレベルの人が良いですが、自分の方が上手だとしても、攻撃の仕掛け方、チャンスを逃さずフィニッシュまでいけるかなど学べることも多いです。
格上の人が相手では、強打のしのぎ方、自分のショットで通用するものを確認するなど、成長できるチャンスです。
本日ガチンコ1セットマッチ練習では私フォアスラと同じ50才カテゴリーのランキング15位選手と32位選手も参加。
運よく優勝できましたが、ベテラン上位ランカーとのマッチは非常に濃密な練習です。十分戦えたこともうれしいですが、今の自分の課題、通用する技術を身体で理解したことが勉強。

ガチンコカップ、1セットマッチ練習
- 3人グループのリーグ戦、2グループ
- 1位同士、2位同士、3位同士が対戦し順位を決める
- 1セットマッチ、ノーアドバンテージ方式のため、ベテラン試合の1st目を想定できる
今回主催者が気を遣っていただき、私フォアスラと、同じ50才カテゴリー15位選手と32位選手が同じグループでリーグ戦。
練習でこのような人と強い球、鋭い返球を受けるのは貴重な機会です。

第1試合
対戦相手
- 50才ランキング32位(昨年北國ベテラン準優勝で全日本ベテラン本戦出場)
- 鉄壁のディフェンス
- 足がめちゃめちゃ速く、最後の球際でもランニングフォアショットが打てる
- 練習会、本番ともよく対戦。練習合わせ5勝5敗の全くの互角
ディフェンス力が非常に強いので、つなぎ合いになる前にチャンスがあれば攻めなければいけません。しかし、アプローチが甘いとパッシングでやられます。
角度をつけたアプローチ、バックはライジングでタイミング早くアプローチ、フィニッシュのネットプレーはネット前まで詰めることを課題にマッチ練習。
特にバックの角度に関してはできていました。しかし、せっかく崩したアプローチでのネットの詰めができていません。ネット前まで詰められるとパッシング角度がなくなり、ボレーも決まりやすい。ロブで抜かれる可能性は増えますが、意外とロブは来ません。
かなり意識をしていましたが、ネットへの詰めが足りません。決めれるボレーが決まらず、切り返し反撃。フィニッシュのミスから全体的な攻撃の精度が悪かったです。
その中でも、いつもは弱いディフェンスがしっかりできていました。相手のペースでの切り返し、はっきりディフェンスにまわる切り替えなど。ゲームを支配されてはいましたが、ゲームをついていけました。
競り合いは最後負けるケースが多かったですが、最近ではここも互角に。タイブレークまでもつれ3-3からしっかり、攻撃が決まり接戦を勝ち切りました。

第2試合
対戦相手
- 50才ランキング15位(もちろん昨年全日本ベテラン本戦出場)
- 軽井沢Dグレード優勝
- 四国オープンDグレード準優勝
- 東海毎日Cグレード準優勝
- 50才カテゴリー最強クラスのサービスを軸に積極的に攻める
試合会場ではいつも見かけていますが、初対戦。同世代最強のサービスを軸にフォアハンドの強打で積極的攻めるタイプです。反面攻撃主体のためアンフォースエラーも多く、格下でもゲームは取らせながら勝ち上がっていきます。
初対戦ということもあり、慎重になりすぎず、しっかりボールを押していき、対応していこうとスタート。初めのサービスゲームはニューボールの特性を活かし、ふりきります。3ポイントをリターンミスのフリーポイントで奪います。
2ndゲームは強力なサービスをリターン。相手が少し様子見だったので、返球は可能。しっかり深く返球、スライスで滑らす手法でアンフォースエラーで2ゲーム連取。
相手がペースをつかめないまま、しっかりリードが必要です。3ゲーム目もファーストサーブをぐいぐい攻めていきます。甘い返球は積極手にアプローチで仕掛け、攻めの形でポイントを取得。
4ゲーム目、ようやく相手のサービスが本領発揮。真ん中でも十分早いため弾かれます。ストロークのアンフォースエラーも徐々に減っていき、相手のペースが上がってきます。
その中でも完全に相手に押されないよう、チャンスがあれば攻撃を仕掛けます。1stサーブの返球は難しいですが、その他のディフェンスはしっかりめりはりも効き、5-2までリード。
リターンゲームで1stサーブは相変わらず良いです。しかし、面をしっかり作り返球できれば、相手のスピードを活かし、厳しいリターンとなります。30-40のマッチポイント、2ndサーブは攻撃。最後はストレートにリターンエースで終えれました。

振り返り
- 角度をつけたアプローチ、ライジングでの早いタイミングバック、ネットへの詰めを注意してマッチ練習。アプローチ、ライジングは対処できたが、ネットへの詰めは不足。
- 15位選手の強打を押し返しゲームを支配されないことには、十分対処できました。相手のサーブやフォアが早い分だけ、面をしっかりつくり押し返すだけで、相手の威力を借りて押し返す返球が可能
- 32位選手の粘りに対処は特に、ディフェンスは良かったです。しかし攻撃、特にアプローチ後のネット詰めが甘く、パッシングやボレーミスにつながった。
まとめ
- ベテランランキング15位選手、32位選手と濃密な1セットマッチ練習ができた
- 攻撃力の課題であった、厳しいアプローチは成長を感じたが、ネットへの詰めが甘くパッシングが決められたり、ボレーミス
- 相手から押されているときの切り返しやディフェンスの割きりはよかった。しかし、守りのスライスや振られたバックハンドで足がさぼったためのミスも目立った。
- 最近ベテランの試合では相手の圧力に押された場面が多かったが、その対処が一部できかけているよう感じれた
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