こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。今年ももう終わってしまいますね、テニスの成績はいかがでしたでしょうか?
25年ラストの大きな大会愛知オープンQFは全日本常連の体育会時代から名のある実力者。
1stセットは相手の圧力、丁寧さ、ショットクオリティーに対応できず、2-6とあっさり奪われます。
2ndセットでは少しでもゲームを取ろうと、粘りながらも攻めるところは攻めリード。それでも対応され4-4まで追いつかれます。
2ndセットを逃げ切り、いよいよファイナルセット。3-3、6-6、8-7と接戦ながら終盤リード。
しかし、実力者は大切なポイントをしっかり攻めてきて最後は8-10で負けました。
本日は愛知オープンQFを解説。格上選手との対応の参考になればうれしいです
愛知オープンQFの相手
- 現在のランキング46位だが、全日本ベテランの常連で実力はもっと上
- 関東の大学体育会のエリート、実績も十分
- 左利きの特徴を活かした、サーブ、フォアハンド、崩したあとのネットプレーの攻撃力が高い
- 昨年山陽ベテランDグレードの優勝者
- 北海道ベテランではランキング3位の優勝者に対してもファイナル接戦にもちこむ対応力
過去1度の対戦
- 昨年24年の北海道毎日Dグレード準決勝で一度対戦
- 前評判は圧倒的に相手だったが、初対戦を活かし、私フォアスラが6-1、1-6、6-4で制し、そのままDグレード以上初優勝
- お互い非常にタイミングの早い展開で、1st、2ndセットは15分ずつ程度で終了。ほぼ3球目までに決めるテンポ
- 1stは勢い流れが良くそのまま取り、2ndセットは相手が慣れてきた
- ファイナルはお互い慎重にキープキープ。1ブレークをものにし、運よく勝利

1stセット
積極的に攻撃されると予想し、そのスピードに対応しようと対策。しかし、相手は慎重に決めれる球のみ、しとめに来ます。
ポイントによっては攻めれていますが、大切なゲームポイントが取れません。0-40となったポイントでも4ポイント連取されゲームを落とします
左利きの人のほとんどはフォアが得意で、その分バックが弱いことが多いです。また、サーブが強く、サーブやフォアで相手のバックを崩し、甘い球の返球を待つスタイル
前回の対戦もこの攻撃力にやられましたが、その隙もあるのでチャンスを狙っていました
バックを攻めても、しっかりしたスピンや、スライス返球も丁寧なため、ポイントまで行かず苦戦。
形勢を変えられず2-6で落とします
2ndセット
このままでは成長できていないので、何とかゲームと取っていきたいと対応します。
フォアスライスで崩したり、ミスを誘えなかったので、バックハンドで左右に振る戦略に変えました。
ミスを怖がらずにダウンザライン、フォア側へショートクロスをしっかり振り切り、徐々にペースがつかめます
4-1リードまでこちらのペースで戦えましたが、それにも対応されてきます。
浅い甘い球はあまりこなかったですが、抜かれても積極的にアプローチ。ミス待ちが期待できないので、サーブ&ボレーも混ぜ、なんとか6-4で取りました。
ファイナル10ポイントタイブレーク
2ndセット同様にバックのダウンザライン、ショートクロスを軸に攻めます。常にリードされながらも3-3、6-6、7-7まで並走し、ついに8-7リード
ここで甘い浅い球が来て、ダウンザラインのアプローチ。甘いアプローチのため、パッシングで抜かれます
最後はショートクロスがわずかにサイドアウト。8-10で惜敗
昨年は自分史上最高に近いパフォーマンスで運よく勝てましたが、試合後、昨年よりすべてのショットのレベルが上がっていると言われ困惑ながらもうれしかったです
まとめ
- 25年ラストの大きな大会愛知オープンQFの相手は全日本ベテラン常連のサウスポー。1stセットは実力差そのままだったが、2ndセットでバックハンドの左右振りが効き奪取するもタイブレーク8-10で惜敗
- バックのダウンザラインを起点とした攻撃ができ、劣勢でも対応できた点は収穫


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