こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。昔全然かなわなかった人と戦うことありますでしょうか?
グラスコートベテランQFは私フォアスラがベテランに参戦した35才時の全日本ベテラン王者、雲の上の上の人
近年も全日本ベテラン優勝こそしていないまでも、常に上位進出し、ランキング1桁
私フォアスラも力をつけてきたとはいえ、まだまだ実力差があります。しかし、得意の天然芝コートともあって、ワンチャンを狙います
1stセットは途中まで並走するも、徐々に引き離され4-6、2ndセットはその勢いで0-3となり劣勢。
途中も内容は良かったので、自分のできることに集中し、徐々に追いつき、後半はややリードする展開もありましたが、最後はタイブレークを落とし惜敗
本日はグラスコートベテランQF、元ランキング1位の王者との試合解説をします。今雲の上の人と対戦している人も10年計画で地上戦をイメージしていただければうれしいです

グラスコートベテランQF対戦相手の元ランキング1位
- 35才カテゴリーでベテラン初出場したときの、ランキング1位で全日本ベテラン優勝者。谷川義雄プロを決勝で破る!
- 15年前のクラスコートベテラン2Rで淡路のスターとの対戦を観戦。これがベテラン日本一のプレーかと感嘆
- その後も全日本ベテラン優勝、準優勝の常連、現在50才ランキング6位
- 同世代ナンバーワイン1stサーブ。同じフォームからセンターとワイドを正確かつキレのあるサービス
- 絶対的安定のフォアハンド。短いボールも速く回転のかかるショートクロスもあるので、甘いフォアにいくとアウト

過去の対戦
- 22年グラスコートベテランQFで一度対戦
- やや膝を痛めていたのか、短い球を追いかけなかった
- 3-6、6-7とゲームでは競れたが、当然勝つイメージまではいかなかった
- 実力差から相手のプレーと表情に余裕があり、がっぷりよつ対戦という感じではなかった

1stセット
前回と違って、3年連続全日本ベスト16の実績を積んでの再戦。相手は初めから対戦相手として警戒し真剣に取り組んでくれています
天然芝ではサービスゲームが有利。ダブルフォルトを恐れず、1stサーブから攻めていきます。第1ゲームのサービスを3球目攻撃をしっかりし、4ポイントで終わらせ完璧なスタート
同世代ナンバーワン1stサーブ。少し後ろに構え、まずは正確なリターン。相手のペースのゲーム展開ながらも、リターンゲームも戦える感覚
中盤までお互いサービスゲームを有利に運び、互角の戦い。
得意のフォアスライスで相手のバックに深いアプローチ、そしてネットプレー。これが一番ポイントにつながりやすいですが、その展開が徐々にできなくなります。
途中からバックへ強く、ワイドに逆クロスのストロークを突かれ、天然芝で有利なフォアスライスを使わせてくれません
後半はやや押されたまま、4-6で失いました。

2ndセット
切り替えて2ndセットに入りますが、相手のリターンのレベルが1段上がります。1stセットの流れが加速し0-3までリードされます
天然芝ではバウンドが変わるので、ライジングバックが使いにくいです。しかし、この日はイレギラーを気にせず、ライジングバックでも攻撃ができていました
2ndサーブは質が良いのでちょうどライジングリターンしやすい。ここから攻めのリターンで徐々にペースをつかんでいきます
ラリーになっても、バックを怖がらずに、ライジングで振りぬきます。
マッチポイントを握られましたがブレークでき、6-5リードまで互角に持ち込めました。
タイブレークはより、攻めること、離されないことを意識。お互い決めポイントで進んでいきます。3-2のチャンスボレーをアウトしてしまいますが、攻めの姿勢を貫き、5-4アップ。
ここでアンラッキーなネットインで追いつかれ、最後はタイブレーク5-7で2ndセットを失いました
3年前とスコアはそれほど変わりませんが、対戦相手との内容、相手の取り組みから私フォアスラの成長が感じることができました

まとめ
- 得意の天然芝グラスコートベテランQFは元ランキング1位王者に4-6、6-7で惜敗。3年前も近いスコアだったが、内容は今回の方が数段よく成長を感じた
- 得意の天然芝の戦いをさせてくれなかったが、そこも実力。できる展開、ショットを実行しその場のベストを尽くせた



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