こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。将来目標としたいプレイヤーと対戦したことがありますか?
対戦相手はもともと上手ですが、45才カテゴリーに上がったタイミングでランキング上位にジャンプアップし、そこから10年以上トップランカーに居られます。
タイプは違いますが、年齢が上がるにつれてランキングを上げられており、将来の自分の目標として見本にさせていただいています。
ちょうど5年離れているので、ベテランの本番では対戦することはありませんが、時々マッチ練習。10月の全日本ベテランに向けて、強い球を受ける練習が必要なので、今回も含めここ1か月で数回お手合わせいただく予定。
本日は55才昨年キャリアハイランキング2位になったことのある強者との対戦を解説。フォアスライスで挑戦し、今回初めて一部動画を上げてみました。
皆さんも一度フォアスライスを試してみてはいかがでしょうか?
55才カテゴリーキャリアハイはランキング2位の対戦相手
- 55才カテゴリーの3年目で、私フォアスラは50才カテゴリー3年目のため、ちょうど重ならない
- 昨年は全日本ベテランAグレードまで、出場大会のほとんどを優勝。最高ランキングは2位まで上がった
- もともと上手ですが、40才カテゴリーの時は全日本予選にかかるかとのランキング。45才カテゴリーに上がった途端に、ランキングが1桁に。依頼10年以上上位ランカーを維持しています。
- なぜランキングが急に上がったのですか?と聞いたことがあり、年齢カテゴリーが上がると、スピードが落ちるので、あえてそこで、早いウイナーショットを打っていくことで優位性を出すと言っていました。
- 全てのショットのクオリティーは高いですが、切れ・スピードのあるサービスと甘い球を一発で仕留めるフォアハンドウイナーが魅力です。特にサービスゲームの3球目攻撃はすごい
- 私フォアスラとはタイプは違うが、長くベテランテニス界で活躍していきたいとの目標から、非常に手本となるキャリア。

1setマッチ練習
ベテランの大会で勝ち上がるには、強力で正確なストロークをしっかり返球し、反撃が必要。強力なストロークの若手や正確でしぶとい技巧派のベテランは多いですが、両者を合わせた人との練習は意外と多くなりません。
10月にある全日本ベテランに向けて、このようなショットの打てる方との練習は貴重です。
リターンゲームは、ポイントをとることも難しいので、サービスをきっちりキープする。自分のペースでゲームができるよう意識します。
サーブをしっかり振り切り、厳しくない返球にはすかさず、フォアスライスとカウンターバックハンドで左右に展開。
相手が慣れていない初めのリターンゲームで先行します。フォアスライスでの展開、ドロップショットなども混ぜ、ブレイクに成功。
1ブレイクでそこからキープキープが続きます。しかし、内容は違って、私フォアスラのキープは必死のギリギリ。相手のサービスゲームは、リターンミスフリーポイントと3球目攻撃のウイナーがほとんど
それでも、サービスゲームをしっかりキープし続け、リードを守り切りました。

動画のフォアスライス解説
- 速く鋭いスライスサーブは、スライス返球でやっとです
- フォアハンドストロークで私のフォアを攻められ、フォアスライスで返球。やや浅くそれほど滑らないので、強めの深いストロークが返ってきます
- この深く低いストロークをネット際に少し押す縦スライス。深くはないが弾まないので相手は持ち上げる必要があります。
- ここで主導権を握り、フォア側へクロスのやや横スライス。角度はそれほどついていないが、跳ねないので打ち込まれることはないです。ほぼクロスに持ち上げる球が来ると想定
- 持ち上がった球を少しライジング気味に上から横スライスアプローチ、十分な体勢で打たせないために、深くコーナー付近に
- ロブ、甘い返球を予測しネットに詰め。アプローチが良いとボレーまで行かずにポイントが取れる

まとめ
- 55才カテゴリー最高ランク2位の強者とマッチ練習。10月の全日本ベテランに向けて、強く正確なストロークへの対処練習が必要
- 初めて動画解説。フォアスライスで低く弾ませないことで、相手が手堅くスピンをかけてくる。そこを、すかさず深いスライスアプローチ
- プロでは伊藤あおい選手ぐらいですが、ベテランでは最近フォアスライスを使う人が増えてきています。非常に奥が深いショットなのでまだまだ極めていきたい。
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