こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。テニスに怪我はつきものですが、復帰の仕方は難しいですよね。
軽い肉離れの場合は2週間安静にして、慎重に練習を再開する必要があります。
1週間ほどで肉離れの腫れがひき、通常に歩けるようになりますが、つながった筋肉は応急処置されたものなので、軽い刺激でも再び損傷してしまいます。
昨年2月の試合中にふくらはぎを肉離れしました。動けるようになって、2週間後に練習再開しましたが、ちょっとしたことで再び肉離れ、1回目よりもっと状態が悪くなってしまった経験。
本日は肉離れからの練習再開を解説します。肉離れ以外にも様々な怪我で十分な練習ができないことがあると思いますので、参考にしてくれると幸いです。

肉離れの原因
大腿部の肉離れは、主に伸びた筋肉をそれ以上伸びないように縮めようとした時(遠心性収縮)に起きます。
前に振り出した脚の接地時にブレーキ動作でハムストリングスをそれ以上伸びないように縮める力が加わった時(スプリント型)や、同じく接地時に上半身が前傾になることでハムストリングスが過度にストレッチされた時(ストレッチ型)などに起こりやすくなります。


北海道毎日2Rでの肉離れ
- 6月の北海道は気温が10℃台で、半袖、半ズボンでは寒いぐらい
- 初戦の対戦相手は初対戦。過去の戦績からは勝つ可能性が高いが、1stゲームからガツンとこられ焦る。ヤバいと認識しゲームを落とす。
- 2ゲーム目を気合を入れなおし、しっかり挽回しようと走らされたときにピキッと
- 入念なウオーミングアップはしていたが、予想以上の低い気温と試合の入り方がまずかった。
完全な肉離れではないですが、明らかな違和感。なんとかサポーターで縛り上げ継続。患部をかばおうと、反対側のハムストリングも張ってきます。さらには両足ふくらはぎも攣ってしまいました。
幸い軽度な肉離れだったので、その後の準々決勝、準決勝、決勝も試合ができました。その後の回復は遅くなりました。

再発失敗例
昨年2月に試合中にふくらはぎ肉離れ。はっきり音が聞こえ、試合継続不可で棄権。
1週間で通常に動けるようになったが、2週間後、慎重に練習再開したつもりが、同じ個所を再び肉離れ。
2回目の回復はさらに時間がかかり、違和感もとれません。さらに反対の足も肉離れし、長期間不調が続きます。
マッチ練習は可能でも、公式戦では負荷がかかり、棄権が続きます。結局4か月ほど違和感状態が続きました。
はじめの復帰をかなり慎重にしないと長引きます。

練習再開
4ゲーム先取のマッチ練習。本日は2面6人です。
入念にウオーミングアップをし、サポーターでしっかり固定します。しかし、2ndゲームでパッシングされたときにやや肉離れした付近が張る。
やはり、マッチ練習は活きたボールがくるので、無理に追いかけないようにしなければいけません。
それ以上悪化しなかったので、続けて2試合実施。
左右の激しい動きはできませんが、ほぼ実践に近いパフォーマンスは出せました。
明日は1setマッチのガチンコ練習会です。同じ50代カテゴリーで戦っている相手が4名参加するので、より実践向き。怪我をしないよう徐々にペースアップしていきます。

まとめ
- 肉離れの原因は前に振り出した脚の接地時にブレーキ動作でハムストリングスをそれ以上伸びないように縮める力が加わった時や、同じく接地時に上半身が前傾になることでハムストリングスが過度にストレッチされた時に起こりやすい
- 軽い肉離れは1週間で違和感がなくなりますが、筋肉がしっかりつながっていないので、軽い刺激でも同じ個所が再発しやすいです。再発してしまうと、より違和感が残り、回復が遅れ、同じパフォーマンスができるようになるのに長期間を要します。
- 休みすぎると、周辺の筋肉が固まるので、しっかりほぐしながら、慎重に再開し慣れさせる。
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