こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。ベテランランキングトップ10と対戦したことはありますか?
玉造山陰ベテランQFはランキング10位の強力ストローカー。3年前京都オータムFグレードで一度対戦しており力の差を感じていました。
私フォアスラもランキングが23位になり、どこまで対応できるか楽しみな対戦。
序盤押せている時間帯はありましたが、4-6で1stセット取られるも、2ndセットは6-4で奪い返します。ファイナルは引き離され6-10で惜敗。
十分今の力を出し切り、トップ10に対してもある程度戦えると自信のついた一戦。
本日は玉造山陰ベテランQFを解説します。上位者との戦う心構え、学びを参考にしてくれると嬉しいです。

玉造山陰ベテランQF対戦相手
- 35才からベテランシングルスに出場しており常に上位ランカーで現在ランキング10位
- 25年は山陽ベテランDグレードと、みちのくオープンDグレードを優勝
- 全日本選手権は本戦で第5シードと対戦し敗退。その勝者である第5シードと私フォアスラが2Rで対戦
- ベテラントップに近い強力なフォアハンドストローカー
- ほとんどのボールを回り込みフォアで打つ。フォアスペースはかなり空いているが、甘く返球するとフォアで叩き込まれ、バックを狙ってやや甘いと、回り込みの逆クロスが十八番
- めったにボレーに出ないが、ボレー技術も高い
- トップ選手全員にあてはまるが、サービス力が強い

1stセット
浅い返球でフォアハンドの振り回しをされないように試合に入ります。バックはしっかり追いつき押し返すことを意識、フォアはスライスが浮かないように返球できれば深く返ります。
フォアハンドは強烈ですが安定しています。ミスを待つのではなく、チャンスがあればバックを突いてアプローチ、ボレー勝負に持ち込みます。
ゲームカウント3-1と序盤は作戦通りの展開になりました。
このままいきたいところですが、さすがトップ10でリードを許してくれません。やや攻め急ぎミスが増え、結局逆転4-6でセットを失います。
しかし、バックを押し返し、フォアはコートを広くつかって浮かせないスライスで展開でき、戦い方は良かったです。あとは勝負所の精度。
2ndセット
2ndセットの序盤に簡単に取られると相手に余裕が生まれます。内容は良いので自信をもって戦います。
1stセット同様に3-1と先にブレークをし先行します。2ndセットはもう一段攻め、先に4-1とリードを広げることができました。
相手のペースや精度は変わらず良いので、こちら次第。ミス待ちをすることなく、雑に攻めず、チャンスまでしっかりディフェンスして機を見て攻撃。
やや体力が落ちてきてディフェンス精度は落ちたものの、メンタルは安定し6-4でそのままセット奪取。
10ポイントタイブレーク
しっかり攻めること、リードを広げられないことを意識してファイナルへ
上位者はここが強いです。ここ一番の精度が上がり、1-5リードを許します。これ以上のリードは挽回不可能。
しっかり攻めますが、相手のカウンタースーパーショットなども入ってきます。なんとか差を広げられないよう着いていきますが万事休す。6-10で敗戦
しかし、トップ10に対して堂々の戦いができ自信になりました。体力が落ちてきたときのフォーストエラー、勝負をかけたウイナーショットの精度など改善点が見えているので、このクラスの人にも戦える道筋が見えてきたと感じています
まとめ
- 玉造山陰ベテランQFはランキング10位の山陽・みちのく二冠の強力ストローカー。フォアスライスを複数種類広く扱え、バックハンドは強く押し返せ接戦に持ち込めた
- 体力の落ちた後半の返球精度と、フォアスライスは広角に扱えたが、バックハンドは押し返すことで精いっぱいで、ショートクロス、ダウンザラインが使えなかったことが課題


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