こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。女子テニス国別対抗戦ビリージーンキングカップのファイナルズに、日本が出場することをご存じですか?
4月にファイナルズ予選があり、ルーマニア、カナダ相手に激闘の末勝ち抜き、ファイナルズ出場を決めています。前回優勝のイタリアと開催国中国と予選を勝ち上がった6か国のベスト8からのトーナメント。
12日に組み合わせが決まり、日本は初戦第2シードのイギリスと対戦。勝ち上がれば、第3シードアメリカとカザフスタンの勝者と対戦。
杉山愛監督は就任当初より、優勝を目指すと公言。実際、ファイナルズでの1勝は簡単ではないですが、優勝してもおかしくありません!
好調の内島萌夏選手、大坂なおみ選手が出場できたとし、日本が得意としているダブルスで柴原瑛菜選手、青山修子選手ペアでは最強の布陣。
前回代表初招集の伊藤あおい選手もランキング100位を切りましたし、安藤証券オープンの決勝で柴原瑛菜選手に勝った園部八奏選手も候補になります。
ダブルスは実力者ぞろいで、穂積絵莉選手や加藤未唯選手にもチャンスがあると思います。
本日は女子テニス国別対抗戦ビリージーンキングカップのファイナルズの紹介をしたいと思います。9月まで楽しみましょう。

女子テニス国別対抗戦ビリージーンキングカップのファイナルズ
9月16日に開幕し、決勝は同21日に行われる。
前回覇者イタリア(第1シード)は開催国・中国、第4シードスペインは、ウクライナと対戦。
日本は第2シードイギリスと対戦し、勝てば第3シードアメリカとカザフスタンの勝者と準決勝。

準々決勝のイギリス戦
ケイティ・ボールター(単40位、複440位) エマ・ラドゥカヌ(単49位、複―位) ソネイ・カータル(単56位、複―位) ハリエット・ダート(単118位、複65位) オリビア・ニコールズ(単―位、複32位) ジョディー・アンナ・バレージ(単170位、複243位)
日本は内島萌夏選手、大坂なおみ選手がシングルスで出場できれば十分勝機があります。シングルス2本とダブルス1本とルール変更していますので、ダブルスがより重要になりました。
日本は柴原瑛菜選手、青山修子選手以外にも穂積絵莉選手や加藤未唯選手など、どの国のダブルスと対戦しても引けをとらない層の厚さがあります。
格上の第2シードのイギリスですが、勝てる可能性は十分にあり。
内島萌夏選手
イタリア国際では1回戦で負けましたが、前週のマドリードWTA1000でシード選手を次々と倒しベスト8進出。
回り込みフォアハンドは強烈で世界のトップ選手相手でも十分戦えます。

大阪なおみ選手
数年ぶりに出場したチャレンジャーで優勝し、その勢いでイタリア国際WTA1000でベスト16、もう少しでベスト8でした。
地力が世界トップなので、大きな大会でいつ優勝してもおかしくありません。日本代表に前向きに参戦してくれることを祈っています。

伊藤あおい選手
全仏オープンは予選からの出場になります。クレーコートに慣れるためにチャレンジャーに出場。苦手のクレーで格上の相手でしたが、惜しい戦いでした。
私もフォアスライスが軸ですが、クレーは足元が決まらないのでフォアスライスが押せません。また、イレギラーが多いので得意のライジングバックも難しくなります。
それでもバックを前でさばき、角度をつけてボレーを効果的に決めていました。
もう一段成長してもらい、日本代表にサポートメンバーでも招集してもらいたいです。


園部八奏選手
今一番伸び盛りの若手、園部八奏選手。安藤証券オープンでは決勝で柴原瑛菜選手を破って優勝しています。
岐阜カンガルーカップでは惜しくもベスト8でしたが、174cmの長身でサウスポー、フォアハンドの球の威力は日本トップ並み。
ぜひ、代表に帯同してもらい経験を積んでほしいです。

まとめ
- 女子テニス国別対抗戦BJK杯ファイナルズ、初戦は第2シードイギリスと対戦
- 好調の内島萌夏選手、大坂なおみ選手がシングルスで出場できれば十分勝機があり。ダブルスは誰が出てもハイレベルです。
- 伊藤あおい、安藤証券オープン決勝で柴原瑛菜選手を破って優勝した園部八奏選手の代表招集にも注目
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