こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。今年ITFの大会が増えていることご存じですか?
ITFのMT200はFグレード扱いになり、ITFポイントが2倍となってベテランポイントに加算されます。Fグレードは先日終わった京都オータム64ドローでも優勝で371ポイント、普通のFグレード16ドローでは優勝しても286ポイントです。
ITFのMT200は8ドローでも16ドローでも優勝すれば400ポイント獲得。準優勝でも280ポイントと通常のFグレード優勝並みのポイントが得られるのでお得!
26年よりITFの大会がMT200を中心に大幅に増えました。山梨や北海道の函館、沖縄などアクセスの悪いところでの開催が多かったですが、大坂市の神崎川で開催。
軽井沢ベテランの決勝と日程は重なっていましたが、全日本前の最終調整としてエントリー。
本日はITF神崎川MT200の試合を解説します。相手はランキング14位のハードヒッター、全日本ではこのクラスの重い球に対処が必要のため勉強になります。

ITF World Tennis Masters Tour in Osaka(Sep) MT200
- 全日本ベテランを頂点とするベテランポイントと違い、世界のベテランポイント、ベテラン世界選手権を頂点とする世界ランキングポイントももらえる大会
- 以前はITFベテラン大会も1大会分ベテランポイント加算がありましたが、MT700とMT1000はA~Dグレード大会として、MT400はEグレードの大会、MT200はFグレードの大会として、ITFポイントが2倍となり換算されます
- ITF World Tennis Masters Tour in Osaka(Sep) MT200はFグレード扱い。
- ITFのMT200は8ドローでも16ドローでも優勝すれば400ポイント獲得。準優勝でも280ポイントと通常のFグレード優勝並みのポイントが得られるのでお得!
- ITFポイントでシード順位が決まります。ベテランの上位ランカーでもITFポイントがなければノーシード

1回戦で50才ベテランランキング14位と対戦
対戦相手

1stセット
前日の軽井沢ベテラン準決勝では攻めの姿勢はあったが、先にミスをしてしまい、安易な攻撃で競ることができませんでした。
少し自信なさげにまず相手の速い球に慣れようと入ります。球が重たく振り回されるので、カウンターや切り返しが多くなり、自然と丁寧且つ重い返球ができていました。
40-40が続き、運よく取れることが多く、気づけばゲームカウント5-1とリード。もちろんこちらが展開をして攻め切るポイントもありましたが、内容は互角よりやや押され気味でのリードでした。
地力のある相手は、リードされても自分のプレーを淡々としてきます。守りに入ったわけではありませんが、徐々に相手のプレーの質が上がり、セットポイントチャンスはないまま追いつかれました。
このまま一気に押されるところですが、1つゲームを返せたところが良かったです。タイブレークでも途中まで並走できましたが、1stセットを逆転で取られました。
2ndセット
相手が普段通りの実力が発揮できるリラックス状態でゲームが進みます。それでもサービスゲームではコースと球種を変え、サービス&ボレーも混ぜながら何とか序盤並走。
左右の振り回しは相変わらずすごいですが、何とか耐えます。それでも、フォアハンドの回転が多く、速く重いだけでなく、エンドラインできっちり沈み、入ってきます。
1ブレークで2-4とされ、引き離されないよう4-5まで追いつきますが、ここまででした。
負けはしましたが、上位ランカーの速い鋭い球に対処できたこと、サーブ&ボレーを含めたサービスゲームで有利な展開が何度かあったこと、リターンエースも何度か取れたことなど収穫がありました。

10/4(土)から全日本ベテラン
- ベテラン最高峰の大会、全日本ベテラン選手権が10/4土からスタート
- 私フォアスラは予選第2シードで当日組み合わせ
- 2年連続ベスト16まで行ったが、ドローも含め運がよかった。予選を勝つ実力を備え、本戦にも対応できる地力をつけたい
- 第1目標は毎年全日本ベテラン選手権に出場すること、そして力を出し切る良いプレーをし、常連の地力をつける
- そのために、いつも練習、試合、トレーニングの質と量だけでなく生活習慣も意識。
まとめ
- ITF神崎川MT200でランキング14位のハードヒッターと対戦。重い鋭い球に対処でき、5-1でリードするも、地力の差で逆転負け。
- しかし上位ランカーに対してストローク対処、サーブ&ボレーを含むサービスゲーム展開、リターンの攻めができ収穫があった。
- 10月4日(土)より、いよいよ全日本ベテラン選手権。力を出し切りたい。
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