こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。ハードヒッターへの対応はどうしていますでしょうか?
近年ラケットとガットの進化から、50才以上でも非常に速いボールを打つ人が多いです。軽井沢ベテラン3Rの相手は、ハードヒットを打ち切る関東のコーチ。
全国のベテラン会場でよくお会いするので、プレーもよく見学。1stゲームは想像よりも速く、重いストロークのため非常にビビりました。
2ゲーム目で勢いを受け止め返すことでペースをつかめセットを取ります。2ndセットはやや丁寧に来られ、一進一退の攻防。
小雨の降る、高地でもある軽井沢で6-1、6-4のストレート勝利。
本日は軽井沢国際ベテランDグレードの3回戦を解説します。次年度、残暑の9月でも涼しい軽井沢での大会エントリーを一考ください。
軽井沢国際ベテラン大会
- Dグレード、めずらしいセミアドバンテージ方式、ファイナル10ポイントタイブレーク
- バボラ球、高地の風越公園のため、ボールの感覚に慣れるのに時間がかかる
- 砂入り人工芝ですが、冬の霜の影響を避けるためにボールは滑りやすく、跳ねにくい
- 会社員にうれしい、年代別スケジュールが要項に記載
- 関東からはアクセスは良いが、関西や西日本からは行きにくい
強敵の2回戦で棄権勝ち
8月の東北ベテラン3Rで対戦し、ファイナルタイブレーク8-10で負けていました。軽井沢のドロー発表で、まさかの初戦対戦。
速い攻め、華麗なネットプレー、スライス技術、リターン技術も高く、テニス技術で相手が上回っています。
私フォアスラの優っているところは、ベテラン大会の経験値が多いので、自分の実力を発揮しやすい、状況に応じたプレーができるぐらいです。
ドローは良い時も悪い時もあるので、初戦敗退も覚悟して軽井沢に乗り込みます。
予想通り、前日に対戦相手は圧勝していました。しかし、当日10時ごろに棄権の連絡がありました。
初戦が全てと考えていた軽井沢ベテラン。運がまわってきました。
軽井沢3R
対戦相手
- 関東のテニスコーチで40才カテゴリーぐらいから全国の大会をよく出場
- フォアハンドの威力が非常に強く、サーブも速め
- 相手や状況に応じてプレーを変えるというより、フォアハンドを中心にチャンスがあれば打ち込んでくるハードヒッター
- ダブルスもよくエントリーしており、50才ダブルス第1シード
- 最近良い試合をしており、関西オープンでは私が3月の京都市選手権で負けた相手に勝利。北信越では全日本ストレートインの相手にタイブレークまで追い詰めていました
1stセット

はじめのサービスを強いリターンを正面に返球されます。何とか返したものの、続けて強いストロークを左右に振られエース。想像を超えていました。
その後もストロークを強く打たれ、しかもミスもない。出鼻をくじかれ、1stゲームをブレークされます。
2ndゲームも強いストロークで攻められます。何とか持ちこたえて、1デュースを経て40-40のポイントをバックで押し返しブレークバック。
このポイントが1stセットを決めました。そこからなぜか、強打が減り、ストロークミスも増え、ゲームが取れてきます。
結局6-1で1stセットを取りました。
2ndセット
1stセットの流れを切らないように意識しますが、ランキング60位台の選手は簡単には進みません。
速さは抑えてきましたが、ミスが減ってきたため、こちらも攻めミスが増えてきます。
チャンスはありながら1stゲームを取れず、その後一進一退が続きます。しかし、サービスゲームは有利に進められ、リターンゲームが取り切れないとやや優先のまま後半へ。
4-4で初めてブレークができ、サービンフォーザマッチへ。
マッチポイントではこの日最も長いラリーで、最後は得意のフォアスラを相手がミスヒット。準々決勝へと進むことができました。
まとめ
- 軽井沢2Rは東北ベテラン3Rで負けた相手でしたが、まさかの棄権勝ち。初戦が全てと意気込んでいましたが3R進出
- 3Rは強打のフォアハンドを持つハードヒッター。1stゲームですごい球をミスなく打ち込まれ焦りますが、2ゲーム目の40-40で勢いを止めた
- 2ndセットはキープキープの攻防。1ブレークを制し、準々決勝へ
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