こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。皆さんリターンはどの位置に立っていますか?
私フォアスラはライジングリターンをするので、1stサービスでもサービスラインとエンドラインの真ん中辺で立っています。セカンドサーブの場合はもう一歩中に中に入ります。
サーブの速い球の勢いを活かし、打点の高い所からコンパクトに当てて振り下ろすと、強く振らなくても速い返球ができます。また、返球が早いので相手の次のショットを十分に打たせないメリットもあります。
ライジングリターンはダブルスではタイミングが早いためポーチがされにくく、浅いボールも有効。しかし、シングルスは浅いと3球目攻撃されやすくので難しいです。
また、シングルスがコースや打ち込むスピードなど考えることが多く、反ってリターンミスしやすいため、ライジングリターンがダブルスほと有効ではないです。
最近動画を取っているので、本日はライジングリターンのシーンを数点紹介し解説します。攻撃のバリエーションを増やすのに役立ててください。
ダブルハンドバックの打ち方相関図

【ダブルハンドバックの打ち方】ライジングバックを軸に打ち込み、ショートクロスも必要!の記事でも記載していますので合わせてご覧ください。
ライジングは相手の勢いを利用してコンパクトに合わせ強く返球する攻撃的ショットです。しかし、力はそれほど入れていないので、ぶれないためミスショットは少ない。
サービスはテニスのショットでスマッシュの次に早いショットなので、ライジングリターンは最も攻撃的なバックハンドショットになります。
ライジングリターンのショート動画
1stサーブをライジングリターンエース
- 30代の速めのサービスのためいつもより、やや後ろで構えます。それでもサービスラインとエンドラインの間に立ちます
- 1stサーブで相手はサーブ&ボレーも頻繁に行うため浮かさないよう注意
- バック側に強いサーブが来ましたが、これをライジングストレートリターン
- このコースであればエースになります
- シングルスはダブルスと違い選択肢が多く迷うので、リターンで決めるのは難しいです
2ndサーブをクロスに低く押し込む
- 1stサーブの位置はサービスラインとエンドラインの間です
- フォルトでしたが、ライジングリターン返球しています
- 2ndサーブではもう一歩前に立ちます。これはそこが高い打点で取れるため、対戦相手によってはサービスにプレッシャーがかかるようです
- 2ndサーブをクロスに早く返球。深い早い球がもっとも有効ですが、浅くてもしっかり合わせれれば強い返球になり、3球目攻撃がされにくいです。
デュースサイドのライジングリターン
- デュースサイドも基本的同じです
- ダブルスはデュースサイドのライジングリターンが難しいです。これは前衛がいるので逆クロスとなるためで、シングルスはストレートにも打てるのでサイドの差は少ないです
- 今回フォア側に来ましたので、フォアスライスでリターン。サーブ&ボレーヤーだったのでネットの少し上を狙いましたが、普通はもう少し安全を見て返球。スライスは浮かさないが鉄則
まとめ
- ライジングリターンは相手の球の勢いを利用し、コンパクトに合わせることでミスが少なく早いタイミングで返球できる超攻撃的ショット。
- サービスラインとエンドラインの間に立ち、高い打点で振り下ろすと、強く振らなくても速い返球ができる
- シングルスはコースや速さや次の展開への選択肢が多すぎるので難しいが、ダブルスはより有効なショット
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