こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。試合中に肉離れをしたことありますか？
私フォアスラは昨年2月にふくらはぎをブチっと音がする肉離れ、試合は棄権し、復帰も3か月かかりました。
今回北海道毎日の初戦2Rの第2ゲームでいきなりプチッと左太ももハムストリングを肉離れ。幸い深くはいっていなかったので、サポーターでぐるぐる巻きにして続行。
肉離れをすると、周りの筋肉がかばうので、右太ももも痙攣してきます。それで治まらず、両ふくらはぎも痙攣。
塩化マグネシウムをスプレーで塗りつけ悪化を防ぎます。わざわざ北海道に来て、初戦で負けるわけにはいきません。今回は全日本ポイントにつながるベスト4へチャンスの大会
なんとかストレートで勝利し危機を脱しました。それでも肉離れは一日では治りません。ベスト4の可能性は限りなくゼロに近づきました。
本日は北海道毎日の初戦2Rを解説。試合中のアクシデントの参考にしていただけると幸いです。
北海道毎日
- Dグレードの大会で3セットマッチ
- 第2シードで出場。2Rスタート。準々決勝が山場。勝てばベスト4で711ポイント獲得のため全日本予選出場がほぼ確定
- 対戦相手は九州や大阪の大会にも熱心に参加している選手。見たことはないが、対戦相手との戦績からは勝てる可能性が高い。しかし、油断は禁物のため、慎重に試合に取り組む。
立ち上がり
相手の特徴をつかむためにも、慎重に入る。しかし、相手は初めからガツンと打ってきて面喰う。
2ポイント目、得意のフォアスライスでバック側へアプローチしネットに詰めます。そこへシングルハンドのショートクロスが完璧に決まる。
後から考えれば、このショットは出来すぎで、バックは苦手だったが、これは簡単ではないと焦ってしまった。
1stゲームを40-40から攻めらての失点で、厳しい立ち上がり。
肉離れ
第2ゲームのリターン。まず一つ返すべく慎重にリターン。そこでもつよく振られ、まずはしっかりディフェンスしようと必死に手を伸ばした瞬間に「プチっと」
かすかな音が聞こえたのでヤバいと。すぐに肉離れとわかりました。幸い大きくはいっておらず、走ることもある程度できる。
まずゲームを続けれるように対処。無理に球を追わず、スライスなどでスピードを落とし、身体を慣れさせます。
幸い、ここで相手のミスが増えてきます。チャンスですが、球が緩いので力んでミスショットが増えます。ここで数ゲームリードできたところが大きかったです。
試合中の肉離れ対処
- 足の形にあったサポーターを履くのもよいですが、肉離れが強い時は、長い巻きのものでぐるぐる巻きにした方が良いので対応。
- 周辺の筋肉に強い負荷がかかるので、攣り気味になってきます。特に反対側の右ハムストリングには同じ症状が起こりやすい。
- 漢方やバナナなどでは間に合わないので、塩化マグネシウム溶液を直接塗り付けます。
- サーブ、スマッシュには負担が大きいのでゆっくり打つ
2ndセット
1stセットは肉離れ後に落ち着いて対処し、リードを保ったまま6-3で取ります。
2ndも流れを変えないようしながら、足の状態がこれ以上悪化しないよう注意。コートチェンジのたびに塩化マグネシウムを塗りこみ、悪化を抑制。
しかし、相手も緩いテニスにも慣れてきて、再び強気に攻めてきました。パッシングが抜けないと2球目を走らなければいけないので厳しいです。
バックハンドはスライスの返球を嫌がっていたので、そこにボールを集めます。それでも2セット目は互角の展開。3-4と一時は逆転されます。
5-4と再逆転しますが、0-40のまた追いつかれる展開。ここからしっかり攻め切るテニスになり、結局4球決めショットでポイント。苦しみながらの2R勝利。
だだし、準々決勝は勝てる見込みはなくなったと思いました。
まとめ
- 初戦2ゲーム目でまさかの左太ももハムストリングの肉離れ。幸い深くはなかったが、サポーターでぐるぐる巻きに
- 右の太ももハムストリングも痙攣しはじめただけでなく、両足ふくらはぎも痙攣しはじめます。塩化マグネシウムを塗り付け、状態の悪化を最小減に
- 今日だけは勝つとの気持ちで何とか勝利。ただし、明日の準々決勝の勝つ見込みは立たず。
コメント