こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。シングルスの練習は何人でしていますか?
本日は4面✖12人✖3時間のみっちり練習でした。休み時間はあまりなく、5名と入れ替わり4ゲーム先取のマッチ練習。
人によって戦い方が違うので、プレー体力だけでなく、頭をつかうのでかなり疲れます。本日は2名の新しいメンバーも参加されていたのでなおさらです。
来週木曜から北海道毎日ベテラン。最近負けが続いているので、勝負強さを取り戻したいです。本日のシングルス練習会の解説をします。試合への取り組み、技術の向上に参考にしてください。

大阪4ゲーム先取練習会
- 夏になったので、いつも7-11時ですが、本日は8-11時の3時間
- いつも10名弱ですが、本日は4面✖12名の大人数。しかも新しい強い2名メンバー参加。
- 20代~60代と幅広い。若手はストロークショットが強く、ベテラン上位者の仮想相手にもってこい。50代60代でも甘いショットは強く返され、ミスが少ないので試合実践練習に良い。
- 勝ち負けより、その時点での課題への取り組み実行を優先。本日は左右への強打ストロークのディフェンス。甘い球はアプローチする積極性を課題とした。
第1試合:初対戦23年伊丹市民一般の優勝者
幹事さんより事前に戦績をラインでいただいており、有名人を破っての優勝はかなり強敵。
フォア・バックともに球が重く、イメージより鋭いのでノータッチのストロークエースを取られます。防戦気味で攻撃できず2ゲームを失う。
スライスの球は少し打ちにくそうにしていたので、バックだけでなくフォアにもスライスを返球。スライスで返してきたり、少し返球が甘くなったところを本日の課題である、積極的なアプローチ。
防戦一方から互角に戻し、戦術を実行できたところが良かったところです。

第2試合:20代若手の最近伸び盛り
対戦するたびに、フォアハンドの決定力があがっていると感じています。甘い球は積極的にアプローチと主導権をとりたいところですが、こちらの甘い球を逆に強いアプローチで振りぬかれます。
本日の課題である、左右への強打への対応ですが、ロブ、かわし返球をしてしまいます。案の定チャンスボールになり、流れも相手に。
相手のストロークが良いので、攻めのリズムがつかめないまま、ゲームが進みます。相手のストローク精度がやや落ちてきて、ゲームは追いつくが、主導権を取れません。
ネット前に詰めた相手をロブショット。しかし、完璧なまた抜きショット!生まれて初めてまた抜きショットでエースショットを取られました。

第3試合:23年伊丹市民45才以上の優勝者
よく対戦する相手ですが、伊丹市民は全日本ベテラン出場者を複数倒しての優勝なので価値ある優勝。
前2試合は防戦からの逆転だったので、今度は主導権をと先に攻めますが、やや空回り。それでも15-40からのサービスゲーム、40-15からのリターンゲームを取り、良い流れになります。
同じ50代ですが、フォアハンドの決定力があります。甘くならないよう配球し、スライスで動かしながら十分な体勢でスイングさせないよう心掛けました。
第4試合:粘り強いバックのスペシャリスト
いつも、攻撃チャンスはくるが、攻撃ミスされるよう粘られたり、甘い返球は逆襲されるのでゲームを取るのが難しいです。
1stゲームも攻撃ミスからの失点で落とします。しかし、次のサービスゲームを3球目から攻撃し左右に振らせ、十分な体勢でパッシングさせないようショートクロスとダウンザラインをしっかり打ち込みました。
本日の課題である甘い球への積極的なアプローチの実践ができたことは収穫。また、最近好調の1stサーブがライン際に決まり、エースを要所で取れた点が有利に進めれたこと。
最後は相手の得意の粘りのようにこちらも粘れ、要所を獲得。

第5試合:30代勝率最強クラスの強敵
体育会出身の30代で、強打、粘り、ストローク、ボレー、サーブもクオリティー高いオールラウンダー。
本日すべて4-0で勝ってきている強敵。明日が大阪新体連の試合らしく、勝つテニスの練習をしているようでした。
これまでの対戦はほとんどが4-3とフルセットになっています。しかし、今日の勝ちに徹した試合運びは厳しい。
フォアもバックも強く打たず、ロングのスピンボール。ミスが期待できず、こちらも攻撃に転じることができません。
1-3ダウンまで行きますが、1stサーブは相変わらず好調。なんとかキープし、ロングスピンも、ライジングでテンポを速めます。3-3引き分けまで持ち込めました。

まとめ
- 4面✖12人✖3時間のみっちり4ゲームシングルスマッチ練習。タイプの違う人との対戦なので、体力だけでなく頭をつかいかなり疲れますが、実践練習になる。
- 左右の強打への対応はディフェンスは狙い通りできたが、カウンターのパッシングなど打てるときは実行したいが十分できなかった。
- もう一つの課題である、甘い球での積極的なアプローチは、ミスを恐れずショートクロス、ダウンザライン、深い球を実行でき主導権がとれた。
しかし、甘い球がくる前までに、防戦も多く、相手のミスに助けられたので、ストロークで押し返す戦術が基本
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