【ITFカンガルーカップ26】を観戦、伊藤あおいプロは惜敗、木下晴結プロ圧巻!

テニスニュース

現在、日本で女子のITFワールドツアーの中でも最高グレードの大会が開催されているのをご存じでしょうか?

岐阜で行われている「カンガルーカップ」です。カンガルーカップには、伊藤あおいプロや、日本代表の坂詰姫野プロ、そして今最も勢いのある木下晴結プロがワイルドカードで本戦出場しています。

あいにくの雨で試合はインドアコートに変更となりましたが、観客席もあり、間近でトップレベルのプレーを観戦することができました。

伊藤あおいプロは腰の怪我から復帰したばかりで、徐々に調子を取り戻している印象。この日はシード選手相手に惜敗となりました。

そして注目は、第2シード坂詰姫野プロと木下晴結プロの一戦。木下晴結プロの身体の使い方、粘り強い守備力、質の高いストロークに加え、ボレーやフォアスライスまで織り交ぜた多彩なプレーに、一気に引き込まれました。

本日はITFカンガルーカップの観戦内容を解説します。
女子プロのプレーは、一般テニスやベテランテニスにも活かせるヒントが多く、非常に勉強になります。

カンガルーカップ26

  • ITFの最高グレードW100、優勝するとWTA100ポイントの高い大会
  • 2週前の安藤証券オープンと同じグレードで続けて出場する選手が多い
  • 伊達公子さんがプロ復帰した大会、予選からの出場でトップ選手を次々破り準優勝。その年の全日本選手権も優勝
  • 昨年伊藤あおい選手は第1シードであったが、早期敗退。日本人は現在怪我中の園部八奏プロらのベスト8が最高位

伊藤あおいプロ

伊藤あおいプロを初めて生で観戦しました。映像で見る以上に、フットワークが速く、ショットのスピードも高い。さらにネットへの詰めも早く、プレー全体の“テンポの速さ”が際立っていました

多くの外国選手や日本人選手が、フォア・バックともにフラットドライブ系で打ち込む中、伊藤プロもバックハンドはスピードのあるライジング主体。早いタイミングで打ち、カウンターを狙うスタイルが印象的です

一方でフォアハンドは意外にもスライス一辺倒ではなく、ドライブ、ショートクロス、トップスピンのムーンボール、そして守備のスライスを織り交ぜながら展開。その中でフォアスライスを“崩し”として効果的に使っていました

フォアスライスも、やや横回転を加えて相手バックで強打させないコントロール。さらに短いスライスも織り交ぜ、相手のリズムを外す工夫が見られました

やはりフォアスライス単体では崩しきれない場面もあり、他のショットやネットプレーを組み合わせた総合的な戦い方。惜しくもファイナルセットで敗れましたが、非常に完成度の高いプレーでした

私フォアスラとしても、スライスは球種・コース・長さのコントロールが重要と再認識。
さらに、フォアのトップスピンムーンボールも使えれば、戦術の幅は大きく広がると感じました

木下晴結プロ

木下晴結プロは、「ひなたオープン in 宮崎」の初代チャンピオン。現在勢いに乗る注目選手で、この日は日本代表としても活躍する坂詰姫野プロ(第2シード)との対戦でした

170cmの恵まれた体格に加え、フォームの美しいサーブ、威力のあるフォアハンド。さらに、難しい守備ではフォアスライスを使い分け、勝負どころでは積極的にネットへ出るなど、プレーの幅も広さが光ります

攻守ともに高いレベルでまとまっており、なおかつプレーに華がある。気づけば試合に引き込まれていました

観客からの声援も大きく、人気も着実に上昇中。今後ますます注目したい選手です

まとめ

  • ITFカンガルーカップ岐阜を観戦。伊藤あおいプロは惜敗するも、他の選手とは違う、フォアスライスだけでないショットの選択、タイミング、戦術に驚きました
  • 日本代表の坂詰姫野プロを圧倒した木下晴結プロ。すべてのショットの完成度が高いだけでなく、球際の守備力も強く、今後一気にランクアップが期待されます

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