こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。いよいよ夏本番でテニス試合で最も厳しい季節ですね。
その中でも毎日テニス選手権・毎トーは7月初旬の体がまだ慣れていない時期なので、体感的に最も暑い大会です。
7月の大会はこの毎トー以外に、札幌オープンと北信越ベテランがありますが、北海道はこの時期でも涼しく、北信越は長野県松本市で高地のため比較的涼しいです。
関東地方での開催Cグレードである歴史ある毎トー。杉村太蔵さんは2年前に40才シングルスでいきなりシード選手と激突しあと一歩まで追い詰めました。
昨年は初戦を接戦で制し、次に第1シードとあたり、力の差を見せつけられていました。今年は小野田倫久プロと組んで優勝を目指しています。
本日は毎日選手権・毎トー35才~50才の大会紹介をします。熱中症に気を付けながら、テニスを楽しんでください。
毎日選手権・毎トーベテラン
- Cグレードでノーアドバンテージ・ファイナル10ポイント
- モリパークテニスガーデン(砂入り人工芝)
- 6/28~開幕で35才~50才カテゴリー、55才以上のカテゴリーはすでに6月に終了しています。
- 一般大会も歴史があり、杉村太蔵さんは高校生の時に一般本戦に出場している

杉村太蔵選手
- 祖父が「スギムラローンテニスクラブ」を開業
- 歯科医の父も高校時代には全道大会でシングルス・ダブルス・団体の「三冠」の偉業を成し遂げた、北海道テニス史に名を刻む名選手
- 「全国中学生テニス選手権大会(全中)」でのベスト16
- 毎トーの北海道予選(一般の大会)に当たる「北海道毎日テニス選手権大会」で優勝。15歳7カ月は最年少優勝
- なみはや国体団体戦優勝
若い時の杉村太蔵選手はテニスのスーパーエリートのキャリアです。

伊達公子さんとの対談から始まった、毎トーベテラン出場。その後YouTubeで1年近くにわたり練習動画が公開され応援していました。
動画のたびにショットクオリティーが上がってきます。ベテランテニス界のレジェンドクラスの人達とマッチ練習。レジェンドらにもしっかりゲームを取れているので、元の地力が違います。
23年の毎トーでは初戦から第3シードと激突。リアルタイムで動画を見ていました。1stセットはあっさり取られますが、2セットで爆発します。良い所でサーブやボレーが決まり、相手がやや引いてきます。そこをさらに攻め、セットオールに。最後は負けましたが素晴らしい戦いでした。
1年さらにみっちり練習して臨んだ昨年の毎トー。実力は上がっているはずだが、初戦ノーシード選手相手にギリギリの勝利。次の第1シードには圧倒的な差がありました。
ベテランの試合に常に参戦している私フォアスラは、若手時代のスーパーテニスエリートも、現在しっかり身体を作り、試合に常に出ていないと結果はでにくいと思っています。
本人の試合後のコメントで言っていましたが、毎トー上位に行くには、その前に同程度の大会やE、Fグレードの大会で経験を積んで出場した方が結果がでやすいです。
45才ダブルスは杉村太蔵さんと小野田倫久プロのペア

ベテランの大会でもITFの試合などに稀に小野田倫久プロや有本尚紀プロが参戦します。以前にITF山梨で二人のプレーを見ましたが、ベテラン全日本優勝レベルの方よりもう一段上のレベルで、全てのショットのクオリティーが違うと感じました。
杉村太蔵選手はサーブ、ボレーが強く思いっきりが良いためダブルスの方が得意。小野田倫久プロとのペアは優勝候補と言えます。
しかし、ダブルスはシングルスよりも番狂わせ要素が多いため、優勝かもしれませんが初戦負けの可能性もあります。
特に初戦は国内最高峰のITFマスターズMT1000山梨大会優勝ペアの強敵です。ここを突破できると波にのれるかもしれません。
スタテニYouTubeでも対戦した決勝での第1シードカードを期待。
まとめ
- 6月28日から毎日オープン(毎トー)が開幕。ベテラン大会のなかでも最も暑い大会。35才~50才カテゴリーで、55才以上はすでに終了。
- 45才ダブルスでは杉村太蔵さんと小野田倫久プロが参戦。初戦では全日本ベテランダブルス優勝経験者と対戦。決勝での第1シードとの対戦を期待。
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