ダブルスの練習はシングルスの練習にもなる。ライジングリターンをシングルにも活かす

練習

こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。ダブルス練習だけ、シングルス練習だけの人が意外と多いんじゃないでしょうか?

私フォアスラはこの1年の試合はシングルスのみで、練習も9割シングルスです。

シングルスとダブルスは極端な話、競技が違うほど、同じショットでも使い方で違ってきます。

ダブルスではできるのに、シングルスでは活かしきれない、逆もあると思います。

先日、1年ぶりぐらいに大阪ハードコートのダブルス練習会に参加しました。ダブルスでは私フォアスラの一番の武器はライジングリターン

これをシングルスにも活かしたいですが難しいです。シングルスとダブルスの相乗効果を一緒に考えていきましょう

一般的なダブルスの特徴

  • 半面のみ、前衛がいるということで、リターンがクロスに速く返すことが基本
  • 遅いと前衛ポーチにかかるのでリスクを取って速くリターン
  • サーブが強いとより効果があるので、シングルスよりサーブが速いことが多い
  • 半面でパッシングで抜かれることが少ないので、並行陣が有効
  • リターン側はコースを突くというより、ネット前に沈める、または強く打ちボレーを弾かせることが有効
  • 前衛は前に詰めているので、その後ろへのロブは有効
  • ドロップショットは2人いるので決まりにくい、追い詰めても次の決めショットが難しい
  • スライスは前衛に読まれやすく、ポーチされやすい
  • シングルスは相手のいないところにボレーを運ぶ感じだが、ダブルスは人がいるので強く押し決める必要がある

私フォアスラのダブルスの特徴

  • ライジングリターンをセンターベルト少し上に返すのが基本。サービスラインとエンドラインのちょうど真ん中に構え、サーブの上がり際の勢いを利用しライジング。タイミングが早いのでポーチが決まりにくい
  • センターサーブはフォアスライスで短く返球するとポーチされない
  • デュースサイドのリターンは上手くできない
  • サーブをスライス・スピン・コースを状況で使い分ける。シングルスよりリターン後の展開が予想しやすい。セカンドはシングルスより強く打つ
  • ファーストボレーから返球次第でかなり前に詰める。このときペアの前衛が後ろに下がると効果半減
  • 前衛を確認し、ポーチのされないネット際で速い深いスライスはかなり有効
  • ダブルスのボレーは強めに押切り、決め切る

シングルスでも同じ位置で構え、むしろダブルスより遅いサーブですが、ダブルスのような攻撃力のあるリターンができません。

これはシングルスコートの対角線のわずかな短さ、威力のややないサービスを自力で振るときのブレがありますが、最も大きいのは、サービス種対応、コース、威力、その後の展開の選択肢の多さ

サービス種以外は自分の選択なので、経験を積み、ダブルス並みのリターンをシングルスでもしたいものです

まとめ

  • ダブルス練習だけ、シングルス練習だけの人が意外と多いが、競技が違うほど、同じショットでも使い方で違ってくる
  • ダブルスの得意のライジングリターンをシングルでも活かしていきたいが、選択肢の多さに難しさがある

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