こんにちはベテランテニスのブログ管理人のフォアスラです。サーブ&ボレーヤーとの対決は好きですか?
私はあまり好きではないですが、相性は比較的良い方です。北海道毎日の準決勝は予想通り、関西ハードベスト4のサーブ&ボレーヤー
2Rで負傷した肉離れは治るはずもないですが、前日よりやや良い状態です。動けない分、勝負の速いサーブ&ボレーヤーの方がまだ戦えるか?それでも冷静に勝率は10%もないだろうと。
前日同様に怪我を気にせず、しっかり強く打っていきます。するとサーブゲームもリターンゲームも形になったポイントも取れていきます。
これなら戦える。リターンゲームもやや押し気味に進めれて、気づけば5-4アップ。最後のリターンゲームをブレークしなんとセットを取ります。
2セット目はキープキープで同じく5-4、ワンチャンスのブレークをものにし決勝進出。
本日は北海道毎日の準決勝を解説します。

対戦相手
- 50才カテゴリー上がりたての最若手
- ランキングは50位台だが、戦績がよく、直前の関西ハードコートベテランDグレードでは、私フォアスラと同じブロックでベスト4
- 2ndサーブもボレーにでるベテランでは珍しいサーブ&ボレーヤー。リターンゲームやラリーでは堅実なプレーもあり強敵。
- 昨年の45才カテゴリーで全日本予選に出場
体調
前日のぐっすり寝れたためか、やや足の可動域がまし。それでもジョギングが痛いため、かばいながら慎重にウオーミングアップ。
相手は空きコートで練習をしていましたが、焦らずに練習コートに立ち、ステップを確認。小走りはできないが、サイドステップは可能。軸足を踏み込んでも痛くないです。
3日間の中では最も良い状態。怪我を気にせず、サーブをしっかり振り切り、正面のボールは強く打ち返そうと準備。
1stセット
サービスゲームに自信があるのでしょう、トスでリターンを選択してくれました。サービスをしっかり振り切り怪我をしていないような立ち上がりを目指します。
しっかり振っていると、意外とコート端に球は来ないもので主導権を握ります。当然、端への強打対応はできませんが、ボレーへの仕掛けを積極的にしてポイント、ゲームを取ります。
リターンゲームは予想通りサーブ&ボレー。しかしバック側に配球されることが多いので、私フォアスラはバックのライジングリターンが得意。ゲームは取られましたが、ブレークチャンスは何度かありました。
これなら互角に戦えるとお互い1ブレークずつした5-4。追いかけられないながらもしぶとく食らいつき、相手のボレーミスが。最後は深いスマッシュをアウト、少ないチャンスをものにしました。

2ndセット
1stセット取得時の2ndの入りは大切です。ニューボールになるので、よりサーブを振り切る必要があります。
足の状態が悪いのが反ってリラックスしたのか、2ndセットの1stゲームのサーブをキープします。
2ndに入り、相手は本来のサービス力が出てきます。サーブ&ボレー、ノータッチサービスエースも決められ、ほとんどブレークはノーチャンスでした。
こちらもサービスゲームで危ない場面もありましたが、何とかキープを続けます。スライスも深さ、コースが良く、相手に攻めさせません。パッシングもコースをつき、ラリーからのボレーで決められる場面は少なかったです。
1stセット同様に5-4でのブレークゲーム。逆クロスに厳しいストロークがあり、必死で返します。ドチャンスボールのネット前、真ん中目指して詰めます。なんとドアウト。
唯一のリターンブレークチャンス。その隙をつき、ワンチャンスをものにし決勝進出。

ベテランポイント
ベテランポイントは勝ち進むと一気にポイントが跳ね上がります。ベスト4ならば711ポイント、準優勝ならば1018ポイント。
これで全日本に向けた獲得ポイントが3245ポイント。これはおそらく30位前後のポイントで24位以内の全日本本戦ストレートインは難しいですが、予選上位シードが見込まれるポイントです。
相手の実力と自身の状態から、おそらく勝つ可能性は10%程度と見込んでいたので、いい意味で裏切られました。
まとめ
- 北海道毎日の準決勝。肉離れは数日では治らないが、前日より状態は良い。相手はサーブ&ボレーヤーの昨年45才カテゴリー全日本予選出場者の強敵。
- 素早く走ることこそできないが、強いサーブ、カウンター、ネットプレー、スライスはいつも以上に鋭く打てています。ほとんどキープキープの展開。ワンチャンスをものにし見事決勝進出。
- ベテランポイント3245ポイント獲得し、予選上位シード付近か。北信越ベテランCグレードの成績次第で本選ストレートインの可能性を残す。
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